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狸の休日

  • たぬきのきゅうじつ
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  • 平均評点

    51.7点(2人)

  • 観たひと

    2

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1966
公開年月日 1966/10/22
上映時間 88分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督山本嘉次郎 
脚本米谷純一 
山本嘉次郎 
製作菅英久 
撮影飯村正 
美術村木与四郎 
音楽広瀬健次郎 
録音刀根紀雄 
整音下永尚 
照明西川鶴三 
編集大井英史 
衣裳河野春吉 
製作担当者島田武治 
助監督児玉進 
記録木村靖子 
スチル田中一清 
合成三瓶一信 
殺陣久世龍 

キャスト

出演高島忠夫 松本敬二
草笛光子 南田マチ子
有島一郎 北野大造
高橋紀子 中西タケ子
伴淳三郎 柳一平
谷幹一 渡辺刑事
平凡太郎 パトロールの巡査
玉川良一 歯科の先生
那須ますみ バスガイド
藤木悠 中川
宮田芳子 温泉マークの女中
沢村いき雄 白雲閣の夜番
加藤春哉 白雲閣酔払い
大村千吉 競輪場の客
豊浦美子 競輪場のアナウンサー
中山豊 道路工夫
浦山珠実 女工風の女A
近藤征矢 女工風の女B
堺左千夫 警察の係長
鈴木治夫 巡査
佐田豊 屋台屋の親爺
当銀長太郎 高沢
草川直也 旅館の番頭
桐野洋雄 小林の幹分

解説

新鋭米谷純一と「狸の王様」の脚本・監督の山本嘉次郎が脚本を執筆、山本嘉次郎が監督した“狸シリーズ”第四作目。撮影は「風来忍法帖 八方破れ」の飯村正。

あらすじ

松本敬二は頭の切れることでは天下一品だが、ちょっとした小悪党で、今日も彼に惚れている相棒の南田マチ子と靖国神社で網を張ってカモ待ちである。マチ子がお色気攻勢にでてカモがついその気になった瞬間、敬二が「オレはケイジだ」と凄む新手の美人局である。引っかかったのが田舎刑事の柳一平、ところが二人の悪党を狙う刑事が現われせっかくのチャンスもフイとなってしまった。翌日また靖国神社で刑事に見つかった二人組は駐車中の観光バスに逃げ込み、あげくのはて泥棒精神を発揮して車ごとそっくり頂いてしまった。甘い汁を吸った二人は今度は東北行きの観光バスに乗った。その中で中年男北野大造と姪のタケ子の二人連れと知り合ったが、彼等も敬二、マチ子と同様の美人局の常習犯で、お互いに凄みあう一幕もあった。さて一文なしの敬二とマチ子は何とかカモを見つけないと遠出した甲斐がないとばかり、旅館につくや、部屋から部屋へと獲物を探し始めた。ところが大造とハチあわせ、あわてた二人はついに発見され逃げ出したが、どこでどう間違ったか、敬二はタケ子と、マチ子は大造と逃避行にはいった。やっとの思いでマチ子の居所を探し当てた敬二は、彼女が大造と無銭飲食で警察につき出されているのに出会った。イチかバチか敬二は刑事になりすまして田舎警察へのりこみ、引き渡しを要求したが、帰ってきた柳一平主任刑事とバッタリ、結局は敬二に弱味のある一平が二人を釈放する羽目となった。警察を出ると、敬二とマチ子は山形名物花笠踊りの観光客を狙って旅館へ泊った。だがまたそこに番頭と女中になりすました大造とタケ子がいるのだった。ある晩タケ子の係の部屋の客が殺され、タケ子がその男から預った貴重品袋から一万円札の銅板が出てきた。さあ四人はあわてた。一平に追われ、一万円札偽造団一味に狙われる始末。造いつ追われつのシーソー・ゲームがはじまった。

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1966年10月下旬号

日本映画紹介:狸の休日