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鑑賞方法別データ数
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VOD 558,666 232
テレビ 923,520 113
その他 158,553 21

スパルタの海

  • すぱるたのうみ
  • ----
  • ----

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  • 平均評点

    68.9点(24人)

  • 観たひと

    52

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    5

基本情報

ジャンル ドラマ / 社会派
製作国 日本
製作年 1983
公開年月日 2011/10/29
上映時間 105分
製作会社 「スパルタの海」管理委員会
配給 アルバトロス・フィルム
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ 不明
音声 不明
上映フォーマット 不明

スタッフ

監督西河克己 
脚本野波静雄 
原作上之郷利昭 
製作天尾完次 
プロデューサー伊藤勝幸 
撮影山崎善弘 
美術野尻均 
音楽甲斐正人 
録音板寺昇 
照明小中健二郎 

キャスト

解説

1983年、上之郷利昭の原作を基に「伊豆の踊子」の西河克己監督によって完成するが、戸塚ヨットスクール事件、校長逮捕により急遽上映中止となった作品。出演は「ゴールデンスランバー」の伊東四朗、「麗猫伝説 劇場版」の平田昭彦、「瀬戸内少年野球団・青春篇 最後の楽園」の小山明子、「アタゴオルは猫の森」の牟田悌三、「三文役者」の原ひさ子。

あらすじ

非行少年や不登校児の更生施設として全国に知れわたる、愛知県美浜市の戸塚ヨットスクール。そこには、家庭や学校では手に負えなくなった全国の少年少女たちが送りこまれ、日夜激しいスパルタ式ヨット訓練に励んでいた。そして今日もまた、一人の少年がはるばる東京から送りこまれて来た。少年の名は俊平(辻野幸一)。入校初日、校長(伊東四朗)のキックやパンチを食らい、檻の中にぶち込まれても、反抗を全く止めない手強い奴。「まるでウルフやなぁ」校長が思わずつぶやいた。俊平は、もはや“人”の心を失った凶暴凶悪な“狼(ウルフ)”なのだ。入校前の俊平は一日中部屋に閉じこもり、更には父親(平田昭彦)を絞め殺す寸前にまで家庭内暴力が悪化していた。何不自由しない裕福な家庭に育ちながら、何が彼をそこまで追い詰めてしまったのか。嫌々ながらも、訓練をスタートさせた俊平。壮絶なシゴキに耐えられず、裸で逃げ出した夜……。突然の仲間の死……。そして卒業してしまった仲間“アッコ”(横田ひとみ)への淡い恋心。様々な経験を積んだ俊平は、壮大な大海原に浮かぶ小さなヨットの上で再び“人”に戻ることが出来るのだろうか……。

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  • 鑑賞日 2007/09/22

    登録日 2016/01/11

    評点 71


    鑑賞方法 映画館/東京都/シネマヴェーラ渋谷 


    オクラ入りだった力作

    オクラ入り作品だが、観応えある作品である。助監督に佐々部清の名前も。シネマヴェーラ渋谷には糸山原作の「太陽への挑戦」も公開してもらいたい。


  • 鑑賞日 2016/01/02

    登録日 2016/01/03

    評点 68


    鑑賞方法 テレビ/有料放送/チャンネルNECO 


    最後は誰が引き受けるのか

    この映画は果敢にも当時話題になっていた戸塚ヨットスクールを正面から取り上げているのだが、公開直前になって戸塚校長が逮捕されたことからお蔵入りになっていたもの。25年を経てようやく公開された。
    少し前に「チャンネルNECO」で戸塚ヨットスクールを取り上げたドキュメンタリー「平成ジレンマ」を見ていたので戸塚ヨットスクールについての予備知識はあった。そういう意味で、この映画が実に真摯に教育というものを捉えようとしていることがよく分かった。戸塚校長に扮する伊東四朗が言う。「皆は批判ばかりするが、だったらどうするかという対策は何も考えない」
    家庭で暴れてどうしようもなくなった時(その時は既に遅いのだが)に、親は戸塚ヨットスクールを頼ってくる。そうした末期の子供を立ち直らせる為に何をすべきか。もちろん暴力はよくない。しかし、暴力を使わねば、スポーツに向き合うことすらしない子供たちがいることもまた事実なのだ。
    あの時代に比べると、現在は更に状況は複雑で悪化している。戸塚さんのように、最後の拠り所になる人はいるのだろうか。
    伊東四朗はさすがに好演。


  • 鑑賞日 2014/09/23

    登録日 2014/09/23

    評点 60


    鑑賞方法 テレビ/有料放送/V☆パラダイス 



    テレビのワイドショーなどで、地獄のスクールと報じられていた頃が懐かしい。昨今のニュースで見る凶暴な中、高校生など、もうこんな手緩いスバルタを遥かに越えてしまった感がするが。
    映画は戸塚にやや好意的で、伊東四朗が演じてしまうと根は良い人にどうしても見えてしまう。だが、やはり教育者というよりはビジネスとして運営していものをやり過ぎたというのが真実ではないだろうか。
    ちなみに映画のラストは爽やかな青春映画になっている(笑)


  • 鑑賞日 2014/08/19

    登録日 2014/08/19

    評点 70


    鑑賞方法 テレビ/有料放送/衛星劇場 


    戸塚?

    戸塚ヨットスークル?
    神奈川にあるのではなく、愛知にあったんだ。
    戸塚は、ずっと地名だと思っていた。恥ずかしい。


  • 鑑賞日 2014/06/05

    登録日 2014/06/08

    評点 60


    鑑賞方法 テレビ/有料放送/衛星劇場 


    戸塚ヨットスクールの話

    「戸塚ヨットスクール」を題材としたルポの映画化で、伊東四朗が戸塚宏役。監督は西河克己なので、きちんとした映画になっているが、戸塚宏が1983年6月に逮捕されたので、公開直前に東宝が公開中止を決定。このお蔵入り映画は、2005年にビデオ化され、2007年にようやく小規模の劇場公開されたといういわくつきの作品。2014年6月に衛星劇場でテレビ初公開。高学歴の親が家庭内暴力の子供をヨットスクールに預け、その中の子供一人が死んでしまったという話。更正した子供もいたと描かれている。土塚の暴力も酷いが、預けられた子供もひどかったということか。今や、若い人にとって、「戸塚ヨットスクール」は死語だろう。