片思い世界ってそう言う世界観のことね

主演となる３名の女優さんと坂元裕二脚本という情報と予告編の印象で観ることにした作品。石の階段を登り切ったところで後ろを振り返る少女3人の表情が印象的なんだよなぁ。

観終わった直後は、どこが片思いなんだ？と思っていたが、kinenoteに記録を残そうかなと作業を始めた瞬間、なるほど片思い世界ってそういうことか！と合点がいって少し気持ちいい状態。
具体的な内容はネタばれになるので書かないが、描かれた世界観が全てのような映画だった。

広瀬すず、杉咲花、清原果耶とそれなりに上手い役者を揃えるとアイドル映画みたいな内容でもそれなりに締まった作品になるんだね〜。
横浜流星もどんどん演技幅が広がっている感じ。

まあ、それでもグッときたのは、優花（杉咲花）のお母さん（西田尚美）が、少女だった頃の優花のハンカチをまだ持っていて、当時から彼女が好きだった月型クッキーを包んでいたシーンくらいではありますが…。