「失はれた地平線」に次ぐフランク・キャプラ監督作品で、ジョージ・S・カウフマンとモス・ハートが合作した舞台喜劇を映画化したものである。脚本ロバート・リスキン、音楽ディミトリ・ティオムキン、撮影ジョセフ・ウォーカーその他のスタッフも「失はれた地平線」と同じである。出演者は「オペラ・ハット」「街は春風」のジーン・アーサー、「噫初恋」「椿姫(1937)」のライオネル・バリモア、「海の若人」「第七天国(1937)」のジェームズ・スチュアート、「街は春風」「富豪一代」のエドワード・アーノルドをはじめ、「恋のみちぐさ」のミッシャ・オーア「靴を脱いだ女」のアン・ミラー、「海賊(1938)」のスプリング・バイトン、「ステージ・ドア」のサミュエル・S・ハインズ、「富豪一代」のドナルド・ミーク、H・B・ワーナー、ハリウェル・ホッブス、ダッグ・テイラー、メアリー・フォーブスその他の面々である。第11回(1938年)アカデミー賞の作品賞、監督賞(フランク・キャプラ)受賞。