『パメラを紹介します』という一本の映画の撮影開始から完了までを、一本の映画の中で描く。製作総指揮はマルセル・ベルベール、監督は「恋のエチュード」のフランソワ・トリュフォー、脚本はトリュフォーとジャン・ルイ・リシャール、シュザンヌ・シフマンの共同、撮影はピエール・ウィリアム・グレン、音楽はジョルジュ・ドルリュー、編集はマルティーヌ・バラークが各々担当。出演はジャクリーン・ビセット、ジャン・ピエール・オーモン、ヴァレンティナ・コルテーゼ、ジャン・シャンピオン、ダニ、ジャン・ピエール・レオー、アレクサンドラ・スチュワルト、ニク・アリギ、ナタリー・バイ、デイヴィッド・マーカム、ベルナール・ムネーズ、ガストン・ジョリー、ゼナイッド・ロッシなどで、劇中劇の監督役としてフランソワ・トリュフォーが出演している。一九七三年度アカデミー外国語映画賞、ニューヨーク批評家賞などを受賞。