一九〇二年から数回にわたって地誌調査のためにシベリアを探検したウラジミール・アルセーニエフの「シベリアの密林を行く」と「デルス・ウザーラ」を基にしたソ連映画。製作はニコライ・シゾフと松江陽一、監督は黒澤明、脚本は黒澤明とユーリー・ナギービン、撮影は中井朝一とユーリー・ガントマンとフョードル・ドブロヌラボフ、美術はユーリー・ラクシャ、音楽はイサク・シュワルツ、協力監督は野上照代とウラジミール・ワシリーエフ、製作担当はカルレン・アガジャーノフ、通訳はレフ・コルシコフが各々担当。出演はユーリー・サローミン、マキシム・ムンズク、シュメイクル・チョクモロフ、ウラジミール・クレメナ、スヴェトラーナ・ダニエルチェンカなど。70ミリ。