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しあわせの一番星

  • しあわせのいちばんぼし
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  • 平均評点

    53.6点(18人)

  • 観たひと

    25

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1974
公開年月日 1974/3/30
上映時間 86分
製作会社 松竹
配給 松竹
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督山根成之 
脚本石森史郎 
製作樋口清 
撮影川又昂 
美術森田郷平 
横山豊 
音楽高田弘 
録音中村寛 
照明小林松太郎 
編集富宅理一 
助監督佐光曠 
スチール赤井博且 

キャスト

出演浅田美代子 久慈美世子
西城秀樹 東条英雄
山形勲 神山周造
篠ヒロコ 神山夕子
津坂匡章 長谷川武
ジャネット八田 ジャネット三原
橋達也 佐近哲平
左とん平 橋田圭太
夏木マリ 夏木マリ
中川加奈 明石沙織
太堂昌美 古賀和郎
立花直樹 古賀治郎
水木涼子 真知子
村上記代 久慈ふき
三角八郎 予想屋
東光生 
北浦昭義 
園田健二 
大屋満 警官
高利十一 警官

解説

可愛いお伝いの娘が、その底ぬけの天真欄漫さで明るくさわやかに生きていく姿を描く青春映画。脚本は「ひとつぶの涙」の石森史郎、監督は「新・同棲時代 -愛のくらし-」の山根成之、撮影は「ダメおやじ」の川又昂がそれぞれ担当。

あらすじ

十六歳の美世子は、この春、ふるさとの山々に別れをつげ、鎌倉市にある神山家にお伝いさんとして就職した。神山家は下宿屋を経営しており、下宿人は銀座のクラブでレジ係をしているジャネットとOLの沙織。神山家の当主・周造は、もと刑事部長を勤めたことのある六十一歳のガンコ爺さん。だから、一人娘の夕子が小さなおでん屋を経営する武と恋愛中と知ると、大反対するありさま。でも、さすがの周造も太陽のように明るい美世子の働きぶりにはつい頬がゆるんでしまう。ある日、武の子を身ごもった夕子は、周造と衝突して家を出てしまった。一人娘に去られた周造は寂しさを紛らわすために競艇場へ行った。そこで偶然にも、昔の部下のスリ係刑事・左近とジャネットの二人に出会った。周造は左近にジャネットを紹介した。何故か刑事と聞いてドギマギしているジャネットの美しさに、左近は一目で心を奪われてしまった。一方、美世子は、大好きな西城秀樹にそっくりなクリーニング屋の店員・英雄と仲良しになり、毎日が楽しく過ぎていた。そして、すっかりおでん屋のおかみさんにおさまった夕子に赤ちゃんが生まれたので、美世子は周造に仲直りするようにすすめるが、周造は頑として初孫を見ようとはしなかった。一方、左近は周造を通じてジャネットにプロポーズした。しかし、彼女は競艇場を稼ぎどころとするスリで、左近を愛し始めたものの、彼の前から姿を消そうとしていた。そんなジャネットの秘密を知った美世子は、ジャネットに、左近との新しい生活に飛び込むように勇気づけるのだった。やがて美世子の努力が功を奏して、左近とジャネットは結ばれた。それから数日後、美世子と英雄は、周造と夕子の赤ちゃんを対面させることに成功。初孫の顔を見た周造の胸に熱いものがこみあげ、いままでの夕子への虚勢も一度に崩れた。そんな周造を見た、美世子と英雄は顔を見合せてニッコリ微笑えんだ。

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