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トラック野郎 度胸一番星

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  • 平均評点

    66.6点(89人)

  • 観たひと

    139

  • 観たいひと

    8

  • レビューの数

    18

基本情報

ジャンル アクション / コメディ
製作国 日本
製作年 1977
公開年月日 1977/8/6
上映時間 100分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督鈴木則文 
脚本野上龍雄 
澤井信一郎 
企画天尾完次 
高村賢治 
撮影飯村雅彦 
美術桑名忠之 
音楽木下忠司 
録音井上賢三 
照明山口利雄 
編集鈴木宏始 
進行主任志村一治 
助監督福湯通夫 
スチル遠藤努 

キャスト

出演菅原文太 星桃次郎
愛川欽也 松下金造
片平なぎさ 乙羽水名子
宮口精二 乙羽作右ヱ門
夏樹陽子 江波マヤ
あき竹城 吹田タケ子
須賀良 カッコマン
奈辺悟 黒とかげ
小島三児 兼六丸
高月忠 朱鷺丸
久地明 おけさ丸
橘樹里 兼六丸の妻
玉川良一 原子力発電所職員
大木晤郎 原子力発電所・課長
南利明 百万石
浜村純 角海村の老人
菅井きん 本間ウメ
山田光一 荷主
八百原寿子 西山角江
三溝和美 君子
池田京子 静代
叶優子 テル美
相川圭子 アケ美
由利徹 ネズミとり警官
畑中猛重 警官A
横山繁 警官B
勝光徳 警官C
亀山達也 警官班長A
五野上力 警官班長B
大泉滉 警官班長C
市川好朗 筑豊
清水照夫 四国
幸英二 岩手
南雲勇助 沖縄
八代亜紀 紅弁天
千葉真一 新村譲次

解説

シリーズ五作目。今回のマドンナには片平なぎさを迎え、佐渡、北陸・金沢を舞台に物語はくりひろげられる。脚本は「トラック野郎 望郷一番星」の野上龍雄と澤井信一郎の共同、監督は「トラック野郎 天下御免」の鈴木則文、撮影は「新女囚さそり 701号」の飯村雅彦がそれぞれ担当。

あらすじ

真夏の国道十七号線を新潟方面に向って走る星桃次郎の“一番星”と松下金造の“ヤモメのジョナサン”。二人が巧みに警察のねずみ取りから逃れ、ドライバー仲間から幽霊峠と呼ばれる曽地峠にさしかかった時は、日もとっぷり暮れていた。緊張のあまりトラックを降りた桃次郎は、霧雨の中で浴衣姿の美しい女性と出会った。女性は「佐渡で……」と言葉を残し消えていった。以後、その幻の女性のとりこになってしまう桃次郎。一方、相棒の金造も道中拾った渡り鳥のマヤに熱を上げるしまつ。新潟につき、マヤの働くドライブイン「越後」で二人は新村譲治ひきいるタンクローリー車の“ジョーズ軍団”と出くわす。彼らは、女人トラック野郎こと紅弁天がとめるのもきかず自分たち以外のトラックが四チャンネルの無線を使うことを禁止し、他のトラックの無線をこわすのであった。このさわぎの中でも桃次郎は浴衣姿の女のことが気になり、金造はマヤが譲治の女であることを知り意気消沈。真夏の光をいっぱいにあび、二人は佐渡で分教所にエレクトーンを運ぶ仕事を請け負い、そこで分教所の先生・乙羽水名子と出会い、びっくり。というのも彼女こそ曽地峠の幻の美女であったのだ。金造は彼女の育ての親の作右ヱ門に砂金掘りを教えてもらうのであった。水名子のためにと、インスタント教師の役を買ってでた桃次郎は、水名子が近々結婚するという噂を聞き、大衝撃を受ける。涙ながらに佐渡をあとにした桃次郎は途中、ジョーズ軍団の挑発にのり、失恋の悲しさをはらすかのように大あばれするが、多勢に無勢。ガードレールに激突してしまう桃次郎。桃次郎を救ったのが紅弁天で、彼女から、譲治のあばれる理由を聞くのであった。そして、桃次郎は譲治に決闘をいどみ、男同志の死闘の結果、桃次郎に軍配が上がる。そして、失恋の痛手をいやす桃次郎のところに水名子から手紙が届く。そして、勘違いに気付いた彼は再び佐渡へ。子供たちと水名子をトラックに乗せ遠足へ出かける桃次郎。遠足の終る頃、水名子に愛をうち明けた桃次郎は、有頂天になり、そんな彼に仲人を買って出たのは譲治であった。しかし、折からの暴風雨が佐渡を直撃し、作右ヱ門の採掘道具を取りに川へ行った水名子は突然、鉄砲水にのまれて死亡。桃次郎を失意のドン底に陥し入れた。そして、運悪く金造が積んだ三千万円相当の鮮魚が重量オーバーのため、金造が逮捕されるというアクシデントが発生。金造を救うため、残された五時間以内に新潟まで鮮魚を運ばなければならない。桃次郎はジョーズ軍団や紅弁天の協力を得て警察の目を盗みやっとの思いでこの大役を果すのであった。エンジンの音も快調に爆走する一番星とジョナサンの二台の「ロマンの残党」は、ゆっくりと海岸線を遠ざかっていくのであった。

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