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この青春

  • このせいしゅん
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  • 平均評点

    65.0点(1人)

  • 観たひと

    1

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1971
公開年月日 1971/5/8
上映時間 114分
製作会社 新星
配給 その他
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督森園忠 
監修八木保太郎 
脚本八木保太郎 
原源一 
製作松丸青史 
時実象平 
撮影瀬川浩 
美術内田欣哉 
音楽いずみたく 
録音太田六敏 
照明浅見良二 
編集大橋富美子 
助監督片山康夫 
スチル米山穂積 

キャスト

出演今福正雄 沢村兵太郎
荒木道子 妻みき
藤田弓子 長女シン子
村野武範 長男健一
梶尾一郎 次男幸治
後藤喜一 三男カツベ
岡本豊 ミツボ
鈴木良介 レア・アイン・ミン
大出俊 楠見治夫
笠原弘孝 服部静夫
下川龍平 清水仙造
金内喜久男 藤原清
尾崎友美 お咲
小林勝也 労働委員長
林秀樹 田中
龍岡晋 久留米
浜田晃 定時制高校教師
鵜沢秀行 生徒野口
湯沢勉 生徒近藤
三浦仁 議長
伊藤秀樹 ベトナム留学生
三津田健 山寺の和尚
飯沼慧 村の駐在
矢吹寿子 農婦
小瀬格 入管審査官
坂部文昭 入国警備官
川辺久造 刑事
塩島昭彦 刑事
北村和夫 桃井社長
高杉哲平 守衛
吉野啓子 セツ子
神保共子 八重子
高原駿雄 ミヨシ電飾社長
清水幹生 チンドン屋

解説

働く若者たちの姿を通して、真の平和とは何かを描いていく。脚本は原源一と「橋のない川(1969)」の八木保太郎の共同執筆。監督はテレビで活躍していた森園忠。撮影は「沖縄(1970)」の瀬川浩がそれぞれ担当。

あらすじ

ミヨシ電飾に働く沢村シン子のもとに、ベトナムからの密航少年ミンがたずねてきたが、その日は生憎シン子が会社を休んでいる日だった。ミンは日本到着直前に、潜んでいた船の船員に発見され、シン子の友達で船員をしている楠見と知り合ったのがきっかけでシン子をたずねてきたのだ。楠見の連絡を受けたシン子は、一晩中町を捜し歩いたがとうとう見つからないままミンは警察に捕まってしまった。日本人を父に持つミンは、父のお骨を生れ故郷に埋めるという目的を果たせぬまま留置されたが、シン子に好意を寄せる服部部長から借りた三十万円の保証金で十日間の仮放免が与えられた。定時制高校に通うシン子の弟健一は、ミンを通じて、ある年齢が来たら戦争に狩出されてしまうベトナム青年の悲惨を知り、ミンを救うべく力を尽くした。シン子とミンと健一は、ミンの父の故郷をたずねるが、戦時中敵前逃亡という罪を犯したということで冷たく追い払われた。ミンに残さた時間も残り少なくなり、何もできない健一は焦り、ミンと共に国外逃亡を計った。網走からソ連に渡ろうと北海道に向ったが、途中で捕えられた。そして工場をクビになった健一は、そのまま姿を消してしまった。一方、シン子の父兵太郎は会社の仲間たちの助力を得て金策に奔走したが、力つきて急死してしまった。いよいよミンが本国に強制送還される日、桟橋には楠見とシン子の姿があった。そしてどこからともなく姿を現わした健一を二人の刑事が追いかけていった。

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