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顔役(1971)

  • かおやく
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  • 平均評点

    64.8点(51人)

  • 観たひと

    80

  • 観たいひと

    7

  • レビューの数

    8

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1971
公開年月日 1971/8/12
上映時間 98分
製作会社 勝プロ
配給 ダイニチ映配
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督勝新太郎 
脚本菊島隆三 
勝新太郎 
製作勝新太郎 
西岡弘善 
撮影牧浦地志 
美術西岡善信 
音楽村井邦彦 
録音大角正夫 
照明中岡源権 
編集谷口登司夫 
助監督辻光明 
スチール大谷栄一 

キャスト

出演勝新太郎 立花良太
山崎努 杉浦俊夫
太地喜和子 滝川真由美
藤岡琢也 栗原支店長
伴淳三郎 赤松
山形勲 尾形千造
前田吟 和田
大滝秀治 西野
織本順吉 吉川
深江章喜 筒井
横山リエ トルコ風呂の女
蟹江敬三 沢本
江波多寛児 入江健次
若山富三郎 星野

解説

勝新太郎が製作・脚本・監督・主演する刑事映画。脚本は「明日また生きる」の菊島隆三。撮影は「狐のくれた赤ん坊(1971)」の牧浦地志がそれぞれ担当。

あらすじ

悪徳刑事か、カッコいい刑事か、立花良太は一見しただけでは判断できないタイプの刑事だ。博奕も打つし、ストリップも木戸御免。殺人事件の現場へでかける途中で、新米の和田刑事にネクタイを買ってやったり、朝の集合に顔をださなかったり。だが腕は一流、独得の捜査方法で、立花は某信用金庫の不正融資事件の核心へ。そして、その裏で糸を引く暴力組織へぐいぐい入り込んでいった。立花の乱暴な確信と先取りのカンは鋭く、事件を強烈にえぐる。事件の核である、大淀組と新興の入江組は、無気味な勢力争いを続け、その為白昼、車と人の洪水の中で傷害事件や、ナイトクラブをでた大淀組々長尾形千造を狙った拳銃乱射事件が起きた。捜査当局はが然色めき、今度こそは徹底的に暴力組織壊滅へと意気込んだ。立花は大淀組の若衆頭俊夫を逮捕してもうれつに取調べ始める。だが、事件の鍵を握る信用金庫の栗原支店長は、家族ぐるみ乗っていた車を滅茶苦茶につぶされて即死してしまう。さらに何者かの圧力によって突然捜査の打切りが決定した。立花はいきどおり、警察手帳を課長に投げつけ、夜の雑踏へとまぎれ込む。一方、大淀組と入江組の対立は一層激化。一触即発の危機をふくみながら、大親分星野の仲介で手打式が打たれた。だが、偽装だった。これは、裏で立花が仕組んだ一手で、彼の怒りも憎しみも消えていなかった。数日後、高級乗用車に尾形と同乗した立花は、警察署の前で車をUターンさせた。やがて車は一望千里の荒ばくたる埋立地を走る。そこには、尾形に対する立花の決着が待っていた。尾形は、立花によって殺された。しかし、立花には、一握りの泥をすくっただけたったのではないのだろうかという疑間と、むなしさだけが残った。

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