男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

紅の拳銃

  • くれないのけんじゅう
  • A Killer without a Grave
  • A Killer without a Grave

amazon


  • 平均評点

    65.7点(49人)

  • 観たひと

    80

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    12

基本情報

ジャンル アクション
製作国 日本
製作年 1961
公開年月日 1961/2/11
上映時間 86分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督牛原陽一 
脚色松浦健郎 
原作田村泰次郎 
企画高木雅行 
撮影姫田真佐久 
美術木村威夫 
音楽小杉太一郎 
録音沼倉範夫 
照明岩木保夫 
編集辻井正則 
スチル斎藤誠一 

キャスト

出演赤木圭一郎 中田克巳
垂水悟郎 石岡国四郎
笹森礼子 石岡菊代
白木マリ 牧野千加子
吉行和子 長山美津
小沢昭一 陳万昌
草薙幸二郎 陳大隆
芦田伸介 小寺久
小沢栄太郎 劉徳源
深江章喜 テツ
野呂圭介 ゲン
矢頭健男 ブン
藤村有弘 キム
中台祥浩 殺し屋中島
林茂朗 銀の城ボーイ
浜村純 八十島博士
鴨田喜由 東京の大学病院医師
鈴木俊子 神戸の大学病院看護婦
伊豆見雄 陳の乾分
水木京二 陳の乾分
河瀬正敏 小寺組の乾分

解説

田村泰次郎の原作小説(講談倶楽部連載)を「俺が地獄の手品師だ」の松浦健郎が脚色、「英雄候補生」の牛原陽一が監督したアクション・ドラマ。撮影は「俺の血が騒ぐ」の姫田真佐久。

あらすじ

クラブ「銀の城」--片隅に坐っていた石岡は、酒をあおっているニヒルな感じの男を見て、“俺が探していたのはこの男だ”とつぶやいた。石岡はかつて射撃の名手だったが、戦争で右腕を失ってからは悪の世界にとびこんでいた。命知らずの男を殺し屋に仕立ててボスに売りこむのが彼の商売なのだ。中田というその男は、殺し屋になることをあっさり引受けた。その時、女給の千加子が中田に助けを求めた。ギャングに殺されるという。中田はギャングを殴り倒した。中田の射撃の腕はみるみる上達した。石岡には菊代という盲目の妹がいた。中田は菊代に、同情した。神戸の大学病院に行けば治るかもしれないという診断だった。ボスの小寺が中田を買った。小寺は写真を出して、この女を消せと言った。女は千加子だった。干加子は神戸のボス陳万昌の情婦で、麻薬ルートの秘密を知っている彼女を陳は殺そうとして小寺に命じたのだ。中田と千加子の姿が消えた。小寺は裏切りを怒り、石岡に中田を殺すように命じた。中田と彼を追って神戸にきた石岡も、陳の罠にかかった。神戸の大学病院にきた菊代も監禁されてしまった。陳の弟・大隆が香港にいた麻薬王劉徳源を殺して帰ってきた。兄弟は、東京の小寺一派を消す相談をした。中田と石岡兄妹は砂丘に連れ出された。その時、三人の男が現われ大隆を乱射した。劉徳源がさし向けた殺し屋たちだった。劉は死んでいなかったのだ。劉は中田に味方になるよう頼んだ。劉の妻の張栄光は、かつての中田の恋人美津だった。劉一味は陳邸を襲った。凄惨な闘いの最中に千加子は陳を射って自殺した。陳も劉も倒れた。その時、警官隊がきた。中田は実は刑事だったのである。やがて、菊代の目も全治した。

関連するキネマ旬報の記事

1961年2月下旬号

新作グラビア:紅の拳銃

日本映画紹介:紅の拳銃