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その他 158,880 15

夕陽の丘

  • ゆうひのおか
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  • 平均評点

    58.5点(31人)

  • 観たひと

    57

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    7

基本情報

ジャンル ドラマ / ミュージカル
製作国 日本
製作年 1964
公開年月日 1964/4/29
上映時間 88分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督松尾昭典 
脚色山崎巌 
国弘威雄 
原作菊村到 
企画児井英生 
撮影荻原泉 
美術木村威夫 
音楽池田正義 
録音片桐登司美 
照明藤林甲 
編集井上親弥 
スチール井本俊康 

キャスト

出演石原裕次郎 篠原健次
浅丘ルリ子 長島聖子
浅丘ルリ子 長島易子
中谷一郎 森川
井上昭文 吉良
名古屋章 串田
細川ちか子 塩沢タネ
和田浩治 新二
野呂圭介 善公
深江章喜 佐野
天草四郎 黒田組長
久松洪介 柏木組長
槙杏子 易子の友達
長弘 私服の刑事
守屋徹 ボーイ
柳瀬志郎 黒田組の中盆
原恵子 マダム

解説

菊村到の「男の歌」を「抜き射ちの竜 拳銃の歌」の山崎巌「夜霧のブルース」の国弘威雄が共同で脚色「続男の紋章」の松尾昭典が監督した歌謡ドラマ。撮影は「東海遊侠伝」の荻原泉。

あらすじ

津軽海峡を函館にむけて走る舟の中、篠原健次は、見知らぬ人を訪ねていく、自分の旅に不安を持った。健次は、兄貴分森川の服役中、情婦聖子と恋におち、それを知った串田を射殺して聖子から渡された長島易子と書いたハガキを頼りに北海道へと向っているのだ。港町の一角易子の下宿を訪ねた健次は、彼女が聖子とそっくりな娘であることに驚いた。明るいBGである易子に、仲々、近よれない健次だが、ある日黒田組とバーテンの善公達のいがみあいに、健次が見ぬふりをしたという事件で喧嘩となった中に、易子が割って入ったことから親しくなった。易子は聖子が姉であり、東京で堅気な生活をしていると信じていると話した。やがて聖子が函館に来るという電報が入り二人は喜んだが、聖子は、森川にまといつかれて舟に乗ることが出来なかった。やけになった健次は、黒田組の幹部佐野に勝負を挑み、そのイカサマを見破ると黒田と乱闘を起した。東京から来たという殺し屋吉良の視線を気にしながら、この町を出ることを決心した健次の前で、善公が不思議な死を遂げた。吉良が怪しいと睨んだ健次は、吉良から「森川を殺しにやって来た」と知らされ聖子がこの町に来ることを望みに、善公の後のバーテンとなった。そんな時、聖子と易子が健次のアパートを訪れた。いつか健次を慕うようになった易子だが姉と健次の再会のようすを見ると静かに去っていった。健次は聖子から吉良が森川を仇と狙う柏組の殺し屋吉良に命を狙われていることを知らされた。森川の居場所を密告するという聖子に、健次は「俺が対等で勝負する」と言い残すと、森川を訪ねた。しかし一足早くかけつけた吉良のため弾を負っている森川を見て健次は弾をはずして射ったが、森川は精魂こめた一発を後にいる聖子の胸に射ちこんだ。すべてを失った健次は、易子の手もふりきって夕陽の丘で、一人孤独をかみしめた。

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