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ゼロ・ファイター 大空戦

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  • 平均評点

    69.0点(63人)

  • 観たひと

    118

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    16

基本情報

ジャンル 戦争
製作国 日本
製作年 1966
公開年月日 1966/7/13
上映時間 92分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督森谷司郎 
特技監督円谷英二 
脚本関沢新一 
斯波一絵 
製作田中友幸 
武中孝一 
撮影山田一夫 
美術北猛夫 
音楽佐藤勝 
録音矢野口文雄 
照明大野晨一 
編集黒岩義民 
スチル山崎淳 
特技撮影有川貞昌 
富岡素敬 
特技美術井上泰幸 
特技照明岸田九一郎 
操演中代文堆 
合成向山宏 

キャスト

出演加山雄三 九段中尉
佐藤允 加賀谷飛曹長
江原達怡 重政飛曹長
土屋嘉男 菊村上飛曹
小柳徹 前田二飛曹
大木正司 金友上飛曹
東野孝彦 滝一飛曹
波里達彦 小坂一飛曹
久保明 新谷中尉
宇仁貫三 佐藤一飛曹
千秋実 航空隊司令
玉川伊佐男 武村飛行長
綾川香 竜田参謀
藤田進 神崎中将
中丸忠雄 草川参謀
太刀川寛 寺田中尉
谷幹一 整備班長

解説

「怪獣大戦争」の関沢新一と、新人斯波一絵が共同でシナリオを執筆、監督昇進第一回の森谷司郎が演出した戦争もの。撮影は「奇厳城の冒険」の山田一夫。特撮監督は、「キングコング対ゴジラ」の円谷英二。

あらすじ

昭和十八年。最南端の激戦地・ブイン基地には、零戦乗りのベテラン加賀谷飛曹長以下、軍政、菊村、金友、小坂、滝、前田等八生隊員が後任隊長出迎のため集合していた。差任した九段中尉に、古参の八生隊員はがっかりした。彼等は、アメリカから疫病神と恐れられている志津少佐が来ると信じていたからだ。しかし、九段はできた。ベテラン加賀谷もかたなしの技倆に、戦術も抜群だった。飛行場の片隅に捨てられた、三号爆弾を活用して、B17十四機を撃墜。ニセ暗号を打電して、敵編隊をオビキ出し、その留守中を叩くといったやり方で大戦果をあげていった。しかし、竜田参謀の強いる無理な戦闘のため、菊村、前田の二人が空に散った。一方、大本営では、ガタルカナルに逆上陸を計って、神崎中将と草川参謀を派遣して来た。ガタルカナルに電探基地を発見している九段はその作戦に反対した。草川参謀は大和魂で乗り切ると主張してゆずらず、その上、九段が実は、南太平洋で命令違反の科で降等された志津少佐だと発表した。喜んだのは零戦塔乗員だけで、他はシブイ顔をした。九段は二百機からなる戦爆連合軍を救うため、無茶な作戦から手を引いたのだった。今働らいている飛行機乗りは、皆その生き残りなのだ。対立した二人を前に神崎中将は、空からの援護なく逆上陸を取行する決心をした。しかし、今度は加賀谷が九段を説いた。「俺達がやらなきゃ、逆上陸一万人の陸戦隊員が全滅だ」九段の心は決った。残った零戦四機が飛び立った。ガ島上陸軍の艦上を飛び去る零戦四機に神崎と、草川は挙手の礼で見送るのだった。

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