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日本一の男の中の男

  • にほんいちのおとこのなかのおとこ
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  • 平均評点

    64.1点(49人)

  • 観たひと

    84

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    14

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1967
公開年月日 1967/12/30
上映時間 94分
製作会社 東宝=渡辺プロ
配給 東宝
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督古沢憲吾 
脚本笠原良三 
製作渡辺晋 
撮影永井仙吉 
美術小川一男 
音楽広瀬健次郎 
録音増尾鼎 
照明隠田紀一 
編集黒岩義民 
スチール石月美徳 

キャスト

出演植木等 小野子等
浅丘ルリ子 牧野未知子
十朱久雄 岡本圭吉
岡田眞澄 岡本敏夫
東野英治郎 大神田剛之助
藤岡琢也 高野宣伝部長
牟田悌三 春山人事部長
藤村有弘 藤井営業部長
北龍二 中川経理部長
水谷良重 花岡輝子
伊東きよ子 小川ノリ子
奥村チヨ 木村チヨ
木の実ナナ 中島えみ子
谷啓 手塚仕入部長
人見明 丸川営業部長
田武謙三 松田人事部長
藤あきみ 小悦
佐川亜梨 アヤコ
大前亘 中原
島幸子 光子
佐田豊 売場主任
小沢憬子 婦人客A
谷和子 婦人客B
近藤征矢 女店員A
内山みどり 女店員B
矢野陽子 女店員C
中川さかゆ ミニの女A
宮内恵子 ミニの女B
大木小枝子 ミニの女C
岡部正 仕入課長
清水元 工場長
荒木保夫 マネージャー
高橋厚子 女子社員
毛利幸子 女店員

解説

「てなもんや幽霊道中」の笠原良三がシナリオを執筆し、「南太平洋の若大将」の古沢憲吾が監督した“日本一の男”シリーズ第五作目。撮影はコンビの永井仙吉。

あらすじ

口八丁、手八丁の有能な造船会社のセールスマン小野子等は、会長を怒鳴りつけて、傍系のストッキング会社にとばされた。実はこの左遷は、会長の大神田が小野子の手腕を認め、業績不振の会社の成績を上げようとしてのことだった。その小野子は、奇抜な商戦を展開して、一躍、業績をアップさせた。そんな彼の仕事ぶりを、アメリカ帰りの会長の孫娘で、社長秘書の未知子が見ていた。未知子は合理主義者で、接待費の使い方には神経質だったから、小野子が使う多額の接待費におかんむりだった。しかし、次第に小野子のペースに巻き込まれ、彼を愛している自分に気づいて愕然とするのだった。営業で好成績を上げた小野子は、こんども、会長の命令で宣伝部に回された。小野子の腕をフルに生かしたい、と願う未知子の差し金だった。宣伝部員になった小野子は、脚の美しい自社の女子社員を選び、ストッキングをはかせてテレビショーに出させるという戦術をとった。これが効を奏し、小野子の腕は益々認められるようになった。未知子はさらに大神田に進言し、新設の外国部長に小野子を推薦した。お陰で外国部長に出世した小野子は、片言の英語を、さも、ベテランのごとくに操り、外国の提携会社との契約の際には、自社にとんでもなく有利にことを運んだのである。こうなると英語の達者な未知子も、すっかり小野子に参り、大神田に結婚させてくれと泣きつく有様だった。大神田の方も、可愛い孫娘に泣きつかれては反対するわけにもいかず、有能な小野子を次期社長にする腹を決めて、二人を結婚させた。アメリカ的才女だった未知子は、いまでは柔順貞節な小野子の妻で、小野子にすっかり飼育されたかたちである。

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