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博奕打ち 殴り込み

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  • 平均評点

    70.3点(21人)

  • 観たひと

    42

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    11

基本情報

ジャンル アクション
製作国 日本
製作年 1968
公開年月日 1968/3/30
上映時間 89分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督小沢茂弘 
脚本笠原和夫 
企画俊藤浩滋 
橋本慶一 
撮影赤塚滋 
美術井川徳道 
音楽津島利章 
録音溝口正義 
照明増田悦章 
編集堀池幸三 
スチール杉本昭三 

キャスト

出演鶴田浩二 小嵐幸次郎
加東大介 三浦吉五郎
松尾嘉代 お珠
石山健二郎 木戸源太郎
名和宏 江川益男
玉川良一 国分昭一
遠藤辰雄 石田武市
山本麟一 石田勘次
待田京介 石田太三郎
河津清三郎 金井長五郎
山岡徹也 矢島徳治
丘路千 染井
志賀勝 為勝
西田良 メリケンの六
阿波地大輔 ハッパ松
汐路章 タコ常
夢路いとし 看守A
喜味こいし 看守B
大木勝 
野口泉 梅吉
川谷拓三 新八
桑原幸子 春江
山田桂子 お佐久
鶴久子 看護婦
平参平 上島
高並功 旅人A
小山真士 旅人B
蓑和田良太 安蔵
浪花五郎 滝川親分
木谷邦臣 子分
楠本健二 杉山
有川正治 木塚
郡須伸太郎 藤野
村居京之輔 青山
唐沢民賢 警察署長
林彰太郎 川津

解説

「博奕打ち 総長賭博」の笠原和夫がシナリオを執筆し、「人間魚雷 あゝ回天特別攻撃隊」の小沢茂弘が監督した“博奕打ち”シリーズ第五作目。撮影は「尼寺(秘)物語」の赤塚滋。

あらすじ

大正の末、巷では滝川組を壊滅させた矢島組の客分小嵐幸次郎の噂でもちきりだった。しかしこの事件には陰の男が幸次郎に加勢していた。その男三浦吉五郎はこの殴り込みの際、重傷を負い病院にかつぎ込まれ、幸次郎がすべての罪を負って自首したのだった。やがて幸次郎は木戸源一家の若衆昭一と共に出獄、すぐさま吉五郎を探すことになった。矢島一家の招きで金井会長を頭とする侠勇会の結成祝に顔を出した幸次郎は、その席上で吉五郎の行方を尋ねたが誰一人知るものはなかった。幸次郎はつづいて川崎の木戸源一家を尋ねた。この川崎では土建屋あがりの石田武市、勘次、太三郎の三兄弟がひきいる石田組が、木戸源一家の縄張りを虎視たんたんと狙っていた。そんなある日、両者は賭場争いから完全に対立した。石田組の汚い挑発行為から木戸源一家に草鞋を脱いだ幸次郎は、ここで年老いた半盲になった吉五郎を見出した。吉五郎には昔の面影はなかったが、もう一度任侠道に死花を咲かそうとする男の意地といまだに親子の名乗りが出来ない娘を女郎から身を引かそうとする親心があった。そんなある日、木戸源一家に石田組がダイナマイトを投げ込んだ。その不意討ちに源太郎や江川、昭一らは殺気だったが、幸次郎は無益な殺傷を避けようと金井に仲裁を頼んだ。しかし金井は石田組に走り暗黙のうちに盃ごとを進めた。裁定は石田組に一方的だった。そして手打式直後とはいえ、以前に増して両者が対立した。そんな不穏な空気が漂うなか、娘お珠の身を引かそうと身請金を持って出た吉五郎が石田組の勘次の匕首に倒れた。やがてお珠を幸次郎に託すと吉五郎は安堵の笑顔をみせて息をひきとった。悪辣な仕打ちに怒った幸次郎は木戸源一家を辞し、石田組に殴り込んだ。激闘数刻、幸次郎は、石田三兄弟を次々と倒し遂に、金井との勝負をも決した。

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