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魔子恐るべし

  • まこおそるべし
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  • 平均評点

    59.6点(12人)

  • 観たひと

    29

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1954
公開年月日 1954/6/15
上映時間 91分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダ-ド
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督鈴木英夫 
脚色梅田晴夫 
原作宮本幹也 
製作佐藤一郎 
撮影鈴木斌 
美術村木与四郎 
音楽松井八郎 
録音藤縄正一 
音響効果三縄一郎 
竹腰正夫 
照明横井総一 
編集岩下廣一 
衣裳鈴木身幸 
製作担当者宇佐美仁 
助監督古澤憲吾 
記録田口靖子 
スチール山崎淳 
振付岡田恵吉 
平野宏果 
レスリング演技指導力道山 

キャスト

出演根岸明美 魔子
伊豆肇 福田
藤原釜足 茂助
森繁久彌 山村寒三
加東大介 丸目昆太
藤木悠 ノミ健
小杉義男 井田親分
広瀬嘉子 お銀
村上冬樹 早川
伊吹まり パイン夏子
田島義文 刑事
中山豊 学生
谷晃 モジリの男
遠藤幸吉 レスラー

解説

東京タイムズに連載された宮本幹也の原作を、「芸者小夏」の梅田晴夫が脚色し、「若い瞳」の鈴木英夫が東宝入社第一回作品として監督する。撮影は新人鈴木斌夫、音楽は「若い瞳」の松井八郎。出演者は「さらばラバウル」の根岸明美、「芸者小夏」の森繁弥、「大阪の宿」の藤原釜足のほか、新人藤木悠など。

あらすじ

八カ岳の野性女魔子は、道に迷って知り合った画家福田を求めて、初めて都会に出た。途中、車中で同席した新宿の与太者山カンこと山村寒三はマコを温泉マークのホテルに連れこんで毒牙に掛けようとするが、新宿のボス井田の子分ノミ健等の襲来に殴り倒され、反対にマコに介抱された。マコの純真無垢に感激した山村は、マコの父の言いつけでマコを監視する神出鬼没の術の持主茂助と協力して、マコの美しい肢体を狙う井田親分やストリップ演出家丸目昆太の手から守ろうとする。丸目から逃れ国技館の丸屋根の上で茂助と落ち合ったマコは、場内から聞えてくる「福田ッ!」の声に思わずリングに駈け上り、福田の相手のレスラーを打ちのめす。しかしこれは同名異人の福田であった。この事件で警察の留置場にほうりこまれたマコは、丸目に身柄を引取られた。丸目は、福田と会う為にはスターになるのが早道だと説くので、マコもとうとうストリッパーになるのを納得した。ノミ健も井田の前でいやがる彼女に全ストをやらせようとする。しかし急を知って駈けつけた山村と茂助が彼等を打ちのめした。マコは山村に故郷へ帰るようこんこんと意見されるが、福田を死んでも探しだすのだと、暗い夜の街を疾風のように走り去った。

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