男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

青葉繁れる

  • あおばしげれる
  • ----
  • ----

amazon


  • 平均評点

    67.9点(38人)

  • 観たひと

    61

  • 観たいひと

    6

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1974
公開年月日 1974/9/21
上映時間 87分
製作会社 東宝映画
配給 東宝
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督岡本喜八 
脚本小林俊一 
岡本喜八 
原作井上ひさし 
製作田中収 
撮影木村大作 
美術阿久根巖 
音楽佐藤勝 
録音渡会伸 
照明佐藤幸次郎 
編集黒岩義民 
助監督今村一平 
スチール中山章 

キャスト

出演丹波義隆 
伊藤敏孝 デコ
粕谷正治 ジャナリ
草刈正雄 俊介
十朱幸代 多香子
秋吉久美子 ひろ子
鶴間エリ ハツ子
ハナ肇 チョロ松校長
草野大悟 軽石担任
辻伊万里 斉藤先生
島もとき 一高演劇部女形
芳賀まり子 二女高演劇部眼鏡
笠井香里 二女高演劇部たん瘤
栗原育代 二女高演劇部五十五点
林裕子 二女高演劇部四十点
藤原美智子 二女高演劇部三十五点
佐藤典子 幻想の女学生東大
中島公子 幻想の女学生慶大
千波恵美子 幻想の女学生帯広畜産
名古屋章 稔の父
丘ゆり子 松子
岩崎智江 チョロ松の妻
岸田森 教育委員
藤田漸 サッカー部員

解説

東北の城下町仙台を舞台に、東京からの秀才転校生と東北名門校の劣等生等が繰り広げる青春喜劇。原作は井上ひさしの同名小説。脚本は「新・男はつらいよ」の小林俊一、監督は脚本も執筆している「にっぽん三銃士 博多帯しめ一本どっこの巻」の岡本喜八、撮影は「野獣死すべし 復讐のメカニック」の木村大作がそれぞれ担当。

あらすじ

田島稔は東北の名門校仙台一高の三年生だが、成績は三百人中二百八十四番の劣等生で、いつも綺麗な女学生を見ては強姦することばかり夢想している。ある日、東京の日比谷高校から、見るからに精悍そうな渡部俊介が転校して来た。しかも彼は、稔と彼の悪友、デコ、ジャナリたちの憧れの的、スナックのママのお多香さんの弟であった。宮二女演劇部と仙台一高演劇部が、男女別学制を破って英語劇を合同公演することになった。発案者は勿論俊介で、作品は「ロミオとジュリエット」に決まり、俊介がロミオ、ジュリエットにミス宮二女の若山ひろ子の配役になった。稔たちは面白くない。合同公演をやるというので演劇部に入ったのに、貰った役は従僕A、B、C、しかも、俊介とひろ子の仲がロミオとジュリエット以上に熱々なのだ。数日後、突然俊介が失踪した。だが翌朝ひょっこり俊介が現われ、ひろ子が退学して東京へ行った、と稔たちに言った。ひろ子が去った演劇部は火が消えたようである。それでは、と稔、デコ、ジャナリは手当り次第宮二女演劇部員にモーションをかける。だが、俊介と共に松島の五大堂で彼女たちと待ち合せるが、やって来たのはデブのたん瘤一人。他の三人は体良く逃げたが、デコが残って破れかぶれで彼女を襲うが、たん瘤はパンツを二枚はき、下には水着をつけた完全武装だったため未遂に終る。帰り道、仙石線の車内でチョロ松とお多香さんの仲睦まじい姿を見た四人は、腹いせにチョロ松を殴り倒し、手当り次第に市中の看板、標札を盗み、創立記念日の行事に出品してしまった。これが県教育委員会の耳に入り、強姦未遂事件と、この看板事件の責任をとってチョロ松校長が辞職願いを出した。この事を知った四人は、退学届を胸に、教育委員会に押しかけて一部始終を話すが、チョロ松の辞職願は受理される。数日後、辞職後のチョロ松が気にかかって、四人が訪ねてみると、今では、松田英語塾の先生となり張り切っているのを見て安心する。「色々あって、それで人生は面白れえのっしゃ」と俊介。松田英語塾の看板を盗み、四人は風を切って走っていった。

関連するキネマ旬報の記事

1974年11月上旬号

映画批評:青葉繁れる

1974年10月上旬号

日本映画紹介:青葉繁れる

1974年9月下旬

グラビア:「青葉繁れる」