おしゃれと絵を描くことが大好きなイーニド(ソーラ・バーチ)は、幼なじみのレベッカ(スカーレット・ヨハンスン)と不満をぶつけながら青春を送っていた。6月に高校を卒業した2人は、これからの進路も決めないままフラフラ。ある日、新聞の出会い広告欄に載っていた中年男シーモア(スティーヴ・ブシェミ)をからかおうと、彼を呼び出し尾行する。彼のことが気になったイーニドは、後日、ブルース・レコードのガレージセールを出すシーモアの家を訪ねていつしか親しくなっていく。一方、レベッカはカフェで働き始め、仲良しだった2人はすれ違っていく。イーニドとシーモアは恋仲にまで発展し、肉体関係を持つが、その時点でイーニドの気持ちが冷めてしまう。ショックを受けたシーモアはセラピー通いの日々に。そしてイーニドは、孤独にバスに乗るのだった。