アメリカ・ニューヨーク市生まれ。8歳のときに初めてオフ・ブロードウェイの舞台に立ち、94年の「ノース/小さな旅人」で端役ながらスクリーン・デビュー。96年には初主演作「のら猫の日記」が高く評価され、「モンタナの風に吹かれて」(98)、「ゴーストワールド」(01)で実力と知名度を着実に上げる。さらに03年には、ソフィア・コッポラ監督の「ロスト・イン・トランスレーション」や「真珠の耳飾りの少女」に出演し、英国アカデミー賞ではこの2作で主演女優賞のダプル候補という快挙を達成。その後はウディ・アレン監督の「マッチポイント」(05)からハリウッド大作まで、幅広いフィールドでの活動が続いている。