「私の殺した男」「君とひととき」に次いでエルンスト・ルビッチが監督した映画で、ラスロ・アラダール作の舞台劇The Honest Finderを、「歓呼の涯」のグローヴァー・ジョーンズが映画化し、「陽気な中尉さん」のサムソン・ラファエルソンが脚色、「私の殺した男」「今晩愛して頂戴ナ」と同じくヴィクター・ミルナーが撮影を担当した。主演者は「ジーキル博士とハイド氏(1932)」「闇に踊る(1932)」のミリアム・ホプキンス、「男子入用」「街のをんな」のケイ・フランシス、および「女秘書の秘密」「ブロンド・ヴィナス」のハーバート・マーシャルの3人で、これを助けて「今晩愛して頂戴ナ」のチャールズ・ラグルズ、「類人猿ターザン」のC・オーブリー・スミス、「月世界征服(1931)」のエドワード・エヴァレット・ホートンが出演する。