高校生活最後の文化祭に向けて、オリジナル曲の練習を重ねて来た芝崎高校軽音楽部のガールズ・バンド。ところが、本番まであと3日と言う時になってギターの萠が怪我で、ヴォーカルの凛子が喧嘩で抜けてしまった。そこで、残されたドラムの響子、キーボードの恵、ベースの望は、ヴォーカルに韓国からの留学生であるソンを迎え、伝説のロック・バンド”THE BLUE HEARTS“のコピーを演ることにする。恵の元カレのトモキが手配してくれたスタジオや、深夜の学校に忍び込んでの猛練習。次第に4人の絆も深まっていく。しかし文化祭3日目の本番当日、スタジオで最後の練習をしていた4人は、連日の疲れがピークに達し、ついつい居眠りして出演時間に遅刻してしまう。だが、萠や留学生の田花子らが時間稼ぎをしてくれていたお陰で、ギリギリ持ち時間内に間に合い、こうして即席バンド”ザ・パーランマウム“は大勢のオーディエンスを前に、様々な想いを込めて演奏を開始するのであった!