アトランタ・ブレーブスの3A“ダラハム・ブルス”は万年Bクラス。このチームの熱狂的なファンの英語教師アニー(スーザン・サランドン)は毎年、有望な選手を選び公私共に世話を見るのを生きがいとしている。そんな彼女が今年目をつけたのはクラッシュ・デイヴィス(ケヴィン・コスナー)。彼は盛りを過ぎたキャリア12年の捕手だが、彼が雇われたのは、150キロの速球を投げられるもののノーコンの新人投手カルヴィン(ティム・ロビンス)の教育係としてだった。クラッシュはアニーの申し出を断り、カルヴィンに譲った。クラッシュのコーチが成功してカルヴィンは絶好調、連勝街道を驀進した。一方でクラッシュはアニーへの想いが募ってきたため、カルヴィンにこの調子を持続させたいならアニーと寝るなと命令。アニー、カルヴィンの欲求不満をよそにカルヴィンもチームも勝ち続けていった。やがてカルヴィンは念願の大リーグ入りを果たし、2人に礼を言って町を去っていった。役目が終わり解雇されたクラッシュと残されたアニーは自然にお互いを求めあうのだった。