1925年、アメリカ。ドッジ・コネリー(ジョージ・クルーニー)は、プロ・アメリカン・フットボールチーム“ダルース・ブルドッグス”のキャプテン。だが、試合には観客が集まらず、チームは解散寸前。ドッジは、立て直し案として、大学リーグのスター選手カーター・ラザフォード(ジョン・クラシンスキー)のスカウトを思いつく。その頃、シカゴの新聞記者レクシー・リトルトン(レニー・ゼルウィガー)は、カーターの暴露記事を書くよう指示される。第一次世界大戦の活躍で国民的英雄となったカーターだったが、それがウソだという情報が入ったのだ。こうして、カーターの元に向かったドッジとレクシーはシカゴのホテルで出会う。彼女を口説こうとするドッジとそれをかわすレクシー。そんな二人の前に、エージェントのC.C.フレイジャー(ジョナサイン・プライス)を連れたカーターが現れる。交渉は成功し、カーターはブルドッグスに入団。レクシーは取材のためにチームを追いかけるが、彼女の目的はやがてドッジの知るところとなる。だが、カーターの入団でブルドッグスは連戦連勝、レクシーは次第に彼に惹かれてゆく。一方、カーターも都会的なレクシーに恋をし、彼女に戦場の真実を告白。スクープを手にしたレクシーだったが、仕事と罪悪感の板ばさみに苦しみ、もぐり酒場で酒を呷る。そこでドッジと出会った彼女だったが、警官隊がなだれ込む。手を取って逃げ出した二人は、物陰でキスを交わすのだった。やがて、C.C.からレクシーの真の目的を聞かされたカーターは、混乱と嫉妬からドッジと殴り合いに。そして他チームへと移籍していく。シカゴへ戻ったレクシーの記事が発表されると世間は大騒ぎになるが、カーターは記事を否定。逆にレクシーが記事捏造の批判に晒されてしまう。愛するレクシーを救うため、ドッジは妙案を捻り出し、カーターのチームと雌雄を決する試合を行うことに…。