“サル”こと猿丸耶太郎(市原隼人)は、下町の商店街に暮らす天才カギ師。彼の弱点は、とにかく女に目がないこと。ある日、マユミと名乗る美女(比嘉愛未)の依頼でスポーツクラブの金庫を開ける事になる。彼女は記憶障害で番号を忘れたというが、鍵を開けると、そこにはトランクが。何気なく取り出すが、実はそれは、数日前に銀行から盗まれたものだった。そんな事情は全く知らないサルは、すぐにヤクザに追われることになる。訳のわからないまま逃げ出すが、それでもマユミを守ることを約束。だが、事はそれだけでは収まらず、警察からも指名手配を受けてしまう。一体この女は何者なのか?サルの運命はどうなるのか?そして、マユミとの約束を守れるのか?