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  • 平均評点

    63.3点(185人)

  • 観たひと

    338

  • 観たいひと

    18

  • レビューの数

    34

基本情報

ジャンル ドキュメンタリー / ドラマ
製作国 フランス
製作年 2009
公開年月日 2010/1/22
上映時間 103分
製作会社 Galatee Films=Pathe Production=France 2 Cinema=France 3 Cinema=Notro Films=Les Productions JMH-TSR
配給 ギャガ・コミュニケーションズ(提供 ティーワイ リミテッド=TBSテレビ )
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

解説

4年の撮影期間と70億円の製作費を投じて、海の知られざる姿と驚異の生物たちをとらえたドキュメンタリー。本作のために開発した機材によって撮影できた、貴重な映像の数々が見どころ。共同監督は、「WATARIDORI」のジャック・ペランとジャック・クルーゾ。日本語ナレーションは、「父と暮せば」の宮沢りえ。

あらすじ

ガラパゴス諸島の西、フェルナンディナ島には海イグアナが生息している。その近く、フランス領ギニアの宇宙センターからロケットが打ち上げられる。南アフリカのポート・エリザベス沖では、ハセイルカがイワシの魚群を追っている。海面に追いやられたイワシを、上空からカツオドリが狙う。日本・島根県沖の海中を漂っているムラサキダコは、天敵に襲われると1mにもなる膜を相手に巻き付け、それをトカゲのしっぽのように切って逃げてしまう。アルゼンチンから大西洋に突き出したバルデス半島の砂浜では、オタリアがのんびりとくつろいでいる。しかし突然、シャチが彼らを襲う。オーストラリア・タウンズビル沖では、シャコとカニが対決する。同じくオーストラリアのストラドブローク島周辺では、ときには時速50km以上で泳ぐバンドウイルカが、波間から飛び上がっては姿を消す。日本の佐渡島近海では、一面ミズクラゲで埋め尽くされた幻想的な風景のなか、コブダイが泳いでいる。オーストラリアの東海岸では、ヨシキリザメの漁が行われている。フカヒレとなるヒレだけを切り取り、海に捨てられた瀕死のサメの前を、餌となるはずの小魚が無警戒に通り過ぎる。オーストラリア・メルボルン沖の海底には、5万匹ものクモガニが大量発生し、場所によっては1mもの高さに重なり合って交尾をしている。ポルトガル・アゾレス諸島のマイルカは、海面から飛び上がってはクルクルと回転して見せる。アラスカ・チャタム海峡では、ザトウクジラが独特の狩りを行っている。数頭のクジラが魚群の周りに円を描きながら泡を吐き出し、魚を海面に集める。そして逃げ場を失った魚を一気に飲み込む。フランス・ブルターニュ沖は荒れに荒れ、トロール漁船を強風が襲う。港では、5階建てビルほどの高さの灯台が高波に飲み込まれている。北極海、浮氷の合間から姿を現したのは、“海のユニコーン”と呼ばれるイッカクである。彼らは、夏は海岸近く、氷が凍結する冬は沖合へと移動しながら生活している。

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