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森崎書店の日々

  • もりさきしょてんのひび
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  • 平均評点

    67.4点(118人)

  • 観たひと

    192

  • 観たいひと

    20

  • レビューの数

    15

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2010
公開年月日 2010/10/23
上映時間 109分
製作会社 「森崎書店の日々」製作委員会(テンカラット=衛星劇場)(製作プロダクション スローラーナー)
配給 ファントム・フィルム
レイティング 一般映画
アスペクト比 ヨーロピアン・ビスタ(1:1.66)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 DTS
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督日向朝子 
脚本日向朝子 
原作八木沢里志:(小学館文庫刊)
企画越川道夫 
製作小林栄太朗 
久松猛朗 
プロデュース越川道夫 
撮影猪本雅三 
美術松本知恵 
音楽野崎美波 
音響菊池信之 
照明北村憲祐 
編集菊井貴繁 
衣装宮本まさ江 
メイク鈴木彩 
アシスタントプロデューサー舘内亨太 
監督補松尾崇 
助監督小林憲史 

キャスト

出演菊池亜希子 貴子
松尾敏伸 英明
奥村知史 高野
吉沢悠 書店の客
きたろう マスター
岩松了 サブ
田中麗奈 トモコ
内藤剛志 サトル

解説

“古書の街”神保町を舞台に、失意と孤独の中にいる女性がささやかな希望を見出し、大人へと成長していく八木沢里志の同名小説を「Presents 合い鍵」の日向朝子監督が映画化。出演は「ぐるりのこと。」の菊池亜希子、「LONGCARAVAN」の松尾敏伸、「ロストクライム 閃光」の奥村知史、「FLOWERS フラワーズ」の田中麗奈、「ねこタクシー」の内藤剛志など。

あらすじ

貴子(菊池亜希子)が同じ会社に勤める恋人の竹内英明(松尾敏伸)とイタリアンレストランで食事をしている時、英明が経理課の村野という女性と結婚すると打ち明ける。気が動転して何も言えない貴子。その後、貴子は会社を辞めてしまう……。こんこんと眠る傷心の貴子のもとに、神保町で古書店を経営している叔父・サトル(内藤剛志)から電話がかかってくる。彼の声はひたすら明るく、貴子に店の二階に住むことを勧めるのだった。こうして、貴子の森崎書店の日々が始まった。初めて足を踏み入れた、世界に有数の古書店街神保町。しかし、店番をすれば百円の文庫本が売れただけ。お客のサブ(岩松了)は、日本の文豪たちの小説のことをとうとうと話し出すが、貴子はそれまで小説をろくろく読んだことも興味を持ったこともなかったので面食らうばかり。そして、ふとした時に英明のことを思い出してしまう。そんな貴子を、サトルは美味しい珈琲を飲ませてくれる喫茶店に誘い出す。そこで貴子は、サトルが若い頃、自分だけの人生を探し求めて世界中を旅していたことを知る。ふと手にした本を読み始めると、次第に本の世界に引き込まれていく貴子。喫茶店でアルバイトをするトモコ(田中麗奈)や高野(奥村知史)といった友達もでき、古本には前の持ち主の痕跡が残っていることにも気が付いた。押し花が挟んであるとか、気に入ったところにラインが曳いてあるとか、それはまるで口にはしないが人それぞれの過去を持っているようであった。賑やかな古本まつりが終った夜。サトルは貴子に、神保町という街は本と同じだと話す。開けてみるまではすごく静か。でも開いてみるとそこには途方もない世界が広がっている。そして読み終えて閉じると、またシンと静かになる。そして貴子もまた、この街が好きになっていた。だがある日、古本の買い取りに行った帰り、貴子は偶然英明の姿を見てしまい、貴子の心がまた騒ぎ始める……。

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2010年11月上旬号

REVIEW 日本映画:「森崎書店の日々」