第2次大戦下の中国を舞台に、日本軍の捕虜収容所で生きる11歳のイギリス少年の成長を描いた戦争ドラマ。J・G・バラードの自伝的色彩の強い同名小説を基に「カラーパープル」のスティーヴン・スピルバーグが監督・製作。共同製作にキャスリーン・ケネディ、フランク・マーシャル。脚本は「未来世紀ブラジル」のトム・ストッパード、撮影は「ハリーとヘンダスン一家」のアレン・ダヴュー、音楽は「イーストウィックの魔女たち」のジョン・ウィリアムズが担当。主演のクリスチャン・ベールはオーディションで約4000人の中から選ばれ、本作で映画デビュー。日本から伊武雅刀、片岡孝太郎、ガッツ石松らが参加。他の出演はジョン・マルコヴィッチ、ミランダ・リチャードソンほか。