バンド・ECHOLL(エコール)は、メジャーデビューを目前に解散した。それから1年後のある日、見知らぬ大学生・颯太(北村匠海)が突然現れ、メンバーのヤマケン、重田、森、カナに再結成を迫る。颯太の中身は、実は1年前に死んだボーカルのアキ(新田真剣佑)で、偶然拾ったカセットテープを颯太が再生する30分間だけ2人は入れ替わることができた。人づきあいが苦手で、ひとりで音楽を作っていた颯太は、ポジティブなアキや仲間たちと音楽を奏でる楽しさを知り、打ち解けていく。しかし、アキの恋人だったカナだけは戻ってこなかった。カナに再び音楽を始めてもらうため、2人は最高の曲を作ろうとするが、カセットテープに異変が起き、アキと颯太の入れ替わる時間は短くなっていく……。