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     KINENOTE DATA       前日比
会員数 54,729 2
総鑑賞データ数 7,064,650 558
総レビュー数 933,094 122
鑑賞方法別データ数
映画館 1,834,126 155
レンタル 596,906 11
購入 124,720 7
VOD 559,557 124
テレビ 924,129 83
その他 158,642 22

のぼる小寺さん

  • のぼるこてらさん
  • ----
  • ----
  • 平均評点

    76.4点(203人)

  • 観たひと

    270

  • 観たいひと

    24

  • レビューの数

    46

基本情報

ジャンル 青春 / ドラマ
製作国 日本
製作年 2020
公開年月日 2020/7/3
上映時間 101分
製作会社 映画「のぼる小寺さん」製作委員会(VAP=テレビ東京メディアネット=ビターズ・エンド=C&Iエンタテインメント)(制作プロダクション:C&Iエンタテインメント)
配給 ビターズ・エンド
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ
メディアタイプ
音声 5.1ch
上映フォーマット

スタッフ

監督古厩智之 
ボルダリング監修藤枝隆介 
脚本吉田玲子 
原作珈琲:(『のぼる小寺さん』(講談社アフタヌーンKC))
エグゼクティブプロデューサー岡本東郎 
プロデューサー田中亮祐 
村山えりか 
田中美幸 
撮影下垣外純 
美術須坂文昭 
音楽上田禎 
主題曲/主題歌CHAI:(『keep on rocking』(Sony Music Entertainment (Japan) Inc.))
音響菊池信之 
照明佐々木貴史 
編集大重裕二 
衣装宮本茉莉 
ヘアメイク寺沢ルミ 
ライン・プロデューサー半田健 
制作担当福西良 
助監督土岐洋介 
スーパーバイジング・プロデューサー久保田修 

キャスト

出演工藤遥 小寺
伊藤健太郎 近藤
鈴木仁 四条
吉川愛 倉田梨乃
小野花梨 田崎ありか

(C)2020「のぼる小寺さん」製作委員会 (C)珈琲/講談社

解説

ボルダリングに熱中する女子高生を主人公にした珈琲原作の人気コミックを映画化した青春ドラマ。クライミング部の小寺さんは、いつもボルダリングのことばかり考えている女の子。卓球部所属の同級生・近藤は、次第にそんな小寺さんに惹かれていくが……。出演は『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の工藤遥、「悪の華」の伊藤健太郎。監督は「ホームレス中学生」の古厩智之。

あらすじ

壁を見るとウズウズしてしまう小寺さん(工藤遥)は、クライミング部所属の女の子。いつも大好きなボルダリングのことばかり考えていた。隣で練習する卓球部の近藤(伊藤健太郎)は、なぜかそんな小寺さんから目が離せない。小寺さんと喋れることが嬉しくて、いつしか惹かれていく近藤。しかし、小寺さんを見つめているのは、近藤だけではなかった……。

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  • 鑑賞日 2020/08/22

    登録日 2023/10/31

    評点 75


    鑑賞方法 映画館/群馬県/シネマテーク高崎 


    感化されていく

    臆病だったりする
    迷ってたりもする

    何をどうして良いのかわからない時に
    小寺さんのように、ただただ真っ直ぐやりたいことだけを見ている子が
    周囲にいると引っ張られてしまう。情熱が飛び火していく。

    真っ直ぐだからこそ、自分ができない事には素直に感動して
    凄いって言える。その純粋な言葉がチカラになる。
    それはあなたや私に対しての全肯定。
    褒められて嬉しくない人なんていない。
    ものすごく小さな喜びでも、『もっと頑張ってみよう』に変えられる。

    そしてみんながいつしか小寺さんに引っ張られるように青春してる。
    眩しいと思ってた人をただ見つけていたら
    いつしか自分も眩しく輝いている。

    素敵な青春群像がここにはありました。
    ボルダリングをどれだけ練習したのでしょうか?
    工藤遥さんの頑張りもまた青春の1コマのように思えます。


  • 鑑賞日 2023/06/03

    登録日 2023/06/03

    評点 66


    鑑賞方法 VOD/U-NEXT 


    ネタバレ

    ・元モー娘。の工藤遥、彼女が習得したボルダリング技術を見るだけでも価値がある作品 ひょうひょうとただひたすらまっすぐ壁を上り続ける姿に劇中のキャラクターと同じく心が打たれました
    ・群像劇で、小寺さんに影響を受け、何かにまっすぐと打ち込むことを決める同級生たち 小寺さんを想いながら卓球に打ち込む近藤、同じくボルダリング部として前向きになる四条、被写体にまっすぐ向き合うありか、ふらふらしていた梨乃もネイルの道に すがすがしい青春映画

    ・すがすがしいが、強烈に心に残るものは工藤遥のボルダリングぐらいで、あっさりしている
    ・ラストシーン ボルダリング以外に全く興味がない小寺さんと近藤の関係が少し進んでいるように感じる展開は必要だったのか 小寺さんはそのような性格には見えなかったので
     


  • 鑑賞日 2023/05/20

    登録日 2023/05/20

    評点 70


    鑑賞方法 VOD/Hulu/レンタル/スマホ 


    雰囲気が結構好き

    ボルダリングに打ち込む小寺を見つめる近藤。何に対しても真剣に打ち込めない卓球部の近藤は小寺に影響を受けていき…。
    同名漫画の実写化作品。原作未読。練習のラリーっぽい卓球の試合に違和感があるが、1人の真剣な人間に周囲が影響を受けていく物語は結構好きです。


  • 鑑賞日 2022/03/31

    登録日 2023/03/02

    評点 75


    鑑賞方法 選択しない 


    ネタバレ

    伊藤健太郎の顔、大きな動きもなく多くを語らないのに些細な表情で語るのすごいな。

    登り続ける小寺さんをつい目で追い、いつしか惹きつけられてしまう。そして本人はただ登るだけなのに、周りに良い影響が優しく波及していく。
    学生生活なんだけど暑苦しくない、清涼感たっぷりの爽快な一作。キリンレモン飲みたい!
    小寺さんを囲む人物たちが良いキャラ揃いで。四条は言うまでもなく、ありか、梨乃、先輩s。風変わりな小寺さんを変に思うことなく、そのまま受け入れている。すごく良い。


  • 鑑賞日 2022/07/03

    登録日 2022/07/03

    評点 65


    鑑賞方法 VOD/NETFLIX 


    確かに衝撃のラストシーン

    流石は令和の作品だけあって当初イメージしていたスポーツ系胸キュン映画と全く異なる内省的な作風でした。

    不思議ちゃんと呼ばれるボルタリングJK小寺さんを中心に据えた青春群像劇です。今の時代を反映してか小寺さん以外の若者は揃って熱量が低いです。小寺さんの影響で各人が自分の道を見付けていきます。

    ラストシーンは確かに衝撃的でしたが伊藤健太郎の凡庸さが全ての説得力を消し去りました。不祥事はどこへやら主演映画も公開されたようですがこの俳優さん本当に映画界に必要ですか?

    ボルタリングが様になっているので小寺さん役はその競技の人かと思ったら元モーニング娘。との経歴に驚き。最近のアイドルの頑張りは半端ないですね。


  • 鑑賞日 2022/01/19

    登録日 2022/01/25

    評点 65


    鑑賞方法 レンタル 


    衝撃のラストシーン。 ネタバレ

    原作コミックは未読なのだが、映画のほのぼの感から想像するとギャグマンガ的なキャラクターかと思った。
    画像検索で見ると、今どきのクールなリアリティ、イラスト風美少女、スッコケギャグの混合タッチで、独特の
    世界を描いたようだ。

    オリンピックで新採用されたボルダリングに熱中する女子高生小寺(工藤遥)がヒロイン。その集中ぶりに、
    卓球部の近藤(伊藤健太郎)は目を奪われてしまう。しかし映画は一気呵成に恋愛映画に進まない。
    ローギアのまま近藤は「のぼる小寺さん」を見つめてボーとしてしまうだけ。小寺も何回落ちても、すぐさま
    トライする反復だけで、誰かに見つめられている意識はない。アンチ恋愛映画。
    この「のぼる小寺さん」にはファンがつく。同じボルダリング部に入った四条、カメラおたくの女子田崎だった。
    田崎はボルダリングに集中する小寺を被写体として追う。スチル、動画と小寺ファンの近藤にも見せる。
    不思議な共生関係が生まれる。
    四条もうっとしい長髪で無口、非社交的性格。さらには不登校のギャル系梨乃が、小寺にマニキュアを
    する応援団となる。
    進路問題もバラバラの生徒たちが「のぼる小寺さん」を中心に、エネルギーが整理整頓され、運気も
    改善される。不思議と周囲の仲間もいい変化が現われる。

    この作品は不思議な味わいがある。このゆっくりなリズムとハシゴを外す展開は、いままでの学園もの
    にはマイナスとして避けられていた。
    ラストシーンこそ最たるもので、背中合わせ、とは観ている方が絶句する。衝撃のラストシーンは数多く
    あるが、これもその殿堂に入る。しかし傑作か、と言われても困る。のぼる小寺さんが傑作なのだ。


  • 鑑賞日 2021/08/14

    登録日 2021/08/14

    評点 70


    鑑賞方法 その他/TSUTAYA DISCAS 


    青春映画ですね~

    高校生の部活をテーマの青春映画。久しぶりにすがすがしくていいですね。スポーツクライミングに集中する小寺さん(工藤遥)の影響を受け、なんとなく卓球部に籍を置く近藤君(伊藤健太郎)や写真オタクの女子、不登校も繰り返す女子たちが高校生活に生きがいを見出す。なんといいことか。それにしても皆、同じクラスの同級生なのに名前も知らないのは如何かと。
    オリンピックでボルダリングを正式に初めて見た後なので、その難しさが分かってよかった。
    工藤遥さんは、相当特訓したのでしょうね。


  • 鑑賞日 2020/07/04

    登録日 2021/06/06

    評点 82


    鑑賞方法 映画館/広島県/広島バルト11 



    『リズと青い鳥』や『きみと、波にのれたら』など傑作を生み出した吉田玲子さんの脚本ということで観ないわけにはいかず。

    ただひたむきに壁をのぼっていく小寺さん。その姿を見て、何かに打ち込むことの素晴らしさに気づいていく登場人物たち。
    良作青春ムービー。


  • 鑑賞日 2021/02/20

    登録日 2021/05/05

    評点 80


    鑑賞方法 レンタル/大阪府/ゲオ 



    ボルダリングを始め、とにかく何事にも一生懸命。そんな工藤遥演じる小寺さんが、可愛くて眩しくてとても素敵。クラス内では不思議ちゃんかもしれないけれど、他人に流されることなく、しっかりと自分を持っていることに普通に憧れる。ただ、そういった一生懸命さに照れる年頃でもあるから、小寺さんを揶揄うことで有耶無耶にしている人たちも、その不器用さが微笑ましい。そんな中、小寺さんに影響されていく、同じクラスの男女4人。対象が何であれ、夢中になれるものがあるのは幸せで、ふと自分の学生時代はどうだったかな?と思いを馳せてしまう。高校生が主人公の青春ものではあるものの、大人でも充分に楽しめる。だって、何かに夢中になれるのは学生だけの特権じゃない、いつからでも夢中になれる何かはある。小寺さんの真っ直ぐさを見習いたい。


  • 鑑賞日 2021/02/09

    登録日 2021/02/11

    評点 60


    鑑賞方法 選択しない 



    クライミングに夢中で真剣に取り組む小寺さんの姿に、
    いろんな人が間接的に影響されていく。
    小寺さん、すごく地味なんだけど、彼女の姿を見て、自分も何かを真剣にやってみようと周囲を動かす影響力。
    じわじわ暖かくなる感じ、すごくよかったです