19世紀のサンクトペテルブルク。この街で、美女ばかりを狙った連続猟奇殺人事件が発生する。死体には不可解な焼き印が押され、手足が切断されたり、両目が縫い合わされたりするなど、奇妙な特徴があった。事件の真相を追う警部ロストフ(エフゲニー・ツィガノフ)と相棒のガニン(ドミトリー・リセンコフ)は、第4の犠牲者の体内から、魔術の印“ペンタグラム”が描かれた卵を発見する。“ペンタグラム”を使って降霊儀式を行う霊媒師オリヴィア(デイジー・ヘッド)の存在を知ったロストフは、犠牲者の霊視を依頼。遺体と対面したオリヴィアは、“第9の犠牲者まで殺人は続く”と予言する。やがて、捜査線上に浮かび上がるドクロのタトゥーを入れた怪しい人物。ところが、その事件の裏には、驚愕の真実が隠されていた……。