孤児として育った10歳の少女・アーヤ(声:平澤宏々路)は、何でも思い通りになる子どもの家で、何不自由なく暮らしていた。そんなアーヤの前に現れたのは、ド派手な女ベラ・ヤーガ(声:寺島しのぶ)と、長身男マンドレーク(声:豊川悦司)という怪しげな二人組。そしてアーヤは、2人の家に引き取られることになる。“私は魔女だよ。あんたを連れてきたのは、手伝いが欲しかったからだ”と告げるベラ・ヤーガに、アーヤはこう返す。“おばさんが私に魔法を教えてくれるなら、おばさんの助手になってあげる”。こうして、魔法を教えてもらうことを条件に、助手として働き始めるアーヤ。だが、こき使われるばかりで、ひとつも魔法を教えてもらえない。生まれて初めて、周りが自分の思い通りにならない事態に直面したアーヤは、魔法の秘密を知る使い魔の黒猫・トーマス(声:濱田岳)の力を借り、反撃を開始するが……。