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水俣曼荼羅

  • みなまたまんだら
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  • 平均評点

    85.2点(76人)

  • 観たひと

    99

  • 観たいひと

    35

  • レビューの数

    26

基本情報

ジャンル ドキュメンタリー / 社会派
製作国 日本
製作年 2020
公開年月日 2021/11/27
上映時間 372分
製作会社 疾走プロダクション
配給 疾走プロダクション(配給協力:風狂映画舎)
レイティング 一般映画
アスペクト比 16:9
カラー/サイズ カラー
メディアタイプ ビデオ 他
音声
上映フォーマット デジタル

スタッフ

監督原一男 
構成秦岳志 
エグゼクティブプロデューサー浪越宏治 
プロデューサー小林佐智子 
原一男 
長岡野亜 
島野千尋 
整音小川武 
編集秦岳志 

キャスト

(C)疾走プロダクション

解説

「ゆきゆきて、神軍」の原一男監督が、日本四大公害病の一つとして知られる水俣病にフォーカスしたドキュメンタリー。今なお補償をめぐり国・県との裁判が続く患者たちに寄り添い、20年の歳月をかけて制作された3部構成、372分の一大叙事詩。裁判の経過とともに、人々の日常生活や水俣病をめぐる学術研究を追う。第22回東京フィルメックス特別招待作品。2021年第95回キネマ旬報ベスト・テン文化映画第1位、日本映画第5位。

あらすじ

『第1部 病像論を糾す』川上裁判によって初めて、国が患者認定制度の基準としてきた「末梢神経説」が否定され、「脳の中枢神経説」が新たに採用された。しかし、それを実証した熊大医学部浴野教授は孤立無援の立場に追いやられ、国も県も判決を無視、依然として患者切り捨ての方針は変わらなかった。『第2部 時の堆積』小児性水俣病患者・生駒さん夫婦の差別を乗り越えて歩んできた道程、胎児性水俣病患者とその家族の長年にわたる葛藤、90歳になってもなお権力との新たな裁判闘争に賭ける川上さんの、最後の闘いの顛末。『第3部 悶え神』胎児性水俣病患者・坂本しのぶさんの人恋しさと叶わぬ切なさを伝えるセンチメンタル・ジャーニー、患者運動の最前線に立ちながらも生活者としての保身に揺れる生駒さん、長年の闘いの末に最高裁勝利を勝ち取った溝口さんの信じる庶民の力、そして水俣にとって許すとは?翻る旗に刻まれた怨の行方は?水俣の魂の再生を希求する石牟礼道子さんの“悶え神”とは?

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「水俣曼荼羅」:寄稿