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今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は
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2025年の日本映画。福徳秀介の同名小説の映画化作品。 大学って変人がいても割とスルーするので、小西や桜田のような人がいても気にはなっても特に排除しようなんて力は働かないし、別にちょっかいをかけたりもまあしない。でもそんな二人が偶然出会いつきあいそして告白するという流れはまあない。さらに付き合った女性の妹が銭湯のバイト仲間というのも出来過ぎ。銭湯の方も、小西が祖母の死でいなくなった半年近くをさっちゃん一人にまかせるとか、さっちゃんが来なくなってから小西も引き籠ってバイトに出て行かなかった時期に、新しいバイトも入れずそのままというのもなんか納得できなかった。まあそんな出来過ぎた状況を無理やり納得させてくれたのは古田新太の怪演なのかな。大九監督はこういったあり得ないシチュエーションをありそうに見せてくれるので、今回もなんか引き込まれました。登場人物が特に飛躍的に成長することもなく、行ったり来たりしながら現状維持をすすめていく様子は、ある意味現実を切り取っている感じがして面白かった。伊東蒼が演じたさっちゃんが小西にもう好きじゃないからと言いながら延々と告白するシーンはちょっと泣けましたね。そして萩原利久と河合優実は安定の演技でした。 あらすじ:小西は関西大学の2年生。大好きだった祖母が亡くなり横浜に帰りほぼ半年ぶりに戻って来る。学内では雨でも晴れでも折り畳みの傘を差し、友達は大分出身の山根だけ。銭湯で後片付けのバイトをしていてバイト仲間のさっちゃんは別の大学のバンドメンバーでギターを持ち歩いていた。山根と食堂で昼飯を食べているとき、お団子頭で一人ざるそばを食べている桜田を見かける。講義に出ると桜田が講義終了後にさっさと教室を出ていく姿を見つめる。ある日出席カードの名前を見るため隣の席へ移り、用があるのでカードを出しておいてくださいと自分の出席カードを渡し教室を出ていく小西だった。小西が気になっていたカフェの店先にいる犬と戯れていると、桜田が出てきてその店でバイトしているという。その店に入るがいたたまれない雰囲気でジュースを頼みさっさと飲み干して出ていく小西。雨の日、裏道を歩く小西は桜田と遭遇。立ち話で遅れて入った教室で意気投合し、出席カードを近くの学生に預けて教室をでる。お気に入りの屋上庭園で過ごし、空腹を満たすため喫茶店へ入るがオムライス以外不思議なネーミングのメニューが並んでいた。常連になってオムライスを頼みそのメニューのわけを聞こうと、毎朝二人で喫茶店に通う。一方銭湯のバイトで、さっちゃんに新しくできた友達(桜田)のことを話していると、さっちゃんが小西に、もしその人より先に告白していたら私のことを好きになったのかとかいろいろ自分の頭の中で巡ることを話し、明日また会っても普通にしているからと言って別れるのだった。しかしさっちゃんは翌日から銭湯に来なくなる。翌日桜田といつもの喫茶店で朝食を食べ、ランチタイムを過ぎたころ昼ご飯を食べに来てオムライスを注文しようと約束したが桜田は現れなかった。そのことで小西はイラつき脳内で最悪を妄想し山根にもあたり散らしてしまう。それからひと月半、小西は山根を電話で呼び出し二人で屋上庭園でカップ麺をすすりながら山根に謝るのだった。その日バイト先でひと月以上前にさっちゃんが死んでいたと彼女の母親から電話があったと告げられ、銭湯の主人と共にさっちゃんの実家に線香をあげに行く。さっちゃんの実家で二人を出迎えたのは桜田だった。桜田はさっちゃんの姉だった。さっちゃんに死んだ父親が残した手紙が祭壇に供えられていたのを、桜田が小西に手渡し読んでくれと頼む。それを読み、涙を流した末に、小西は桜田に告白するのだった。
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