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MY BEST MOVIE

ストリート・オブ・ファイヤー

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鑑賞日 2025/03/23  登録日 2025/03/26  評点 60点 

鑑賞方法 映画館/東京都/シアター・イメージフォーラム 
3D/字幕 -/字幕
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サスペンスとしてはお粗末

ある殺人を起こした男を描いた愛憎劇。
アラン・ギロディ監督特集ということで2本目の鑑賞となる。
前作の『ノーバディーズ・ヒーロー』かコメディ的だったのでそんな感じで観始めたのですが、本作は殺人事件が絡んだ愛憎劇。
監督の幅の広さを感じましたが、サスペンスとしてはお粗末だと思いました。

昔、世話になったパン屋の店主が亡くなり、主人公はパン屋を訪れた。
主人公はパン屋にしばらくいることになったのだが、というストーリー。

主人公は30代だろうか。
パン屋の息子は母を狙うなといってケンカになり、主人公は息子を殺してしまう。
そこから言い訳になるのですが、、この言い訳がひどくてサスペンスとしてはお粗末に思います。

ただ、主人公はゲイである。
恐らく、60代か70代くらいの店主を好きだったようだ。
店主の水着の写真やぽっちゃりオヤジを見る眼差しの熱いこと。
そのぽっちゃりオヤジの下着を匂うのかと思ったら、自分で着てしまったのには驚きです。
それに、いくらなんでも相撲を見るのは、どうかと思いました。

また、殺人を目撃した神父はゲイなのか?
主人公を庇い、告解をするところに神父だからなのか、愛なのかがわからなかったです。

結末はパン屋の奥さんと一緒に寝る主人公。
この奥さんは主人公を好きなようで、愛のバトルロイヤルといったところか。
殺人事件にもう少し筋が通れば面白いと思ったのですが、あまりにも苦し紛れ過ぎました。