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地球防衛軍
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スプートニク1号が初の人工衛星となったのが、1957年の10月のこと。いよいよ宇宙時代。その年の 暮れに公開されたのが本作。宇宙からの脅威に戦う映画であり、ずばり地球防衛軍というタイトル。 本多猪四郎監督、円谷英二特技監督というコンビは「ゴジラ」「空の大怪獣 ラドン」に続いて3作目。 音楽は伊福部昭、メカデザインでは小松崎茂も加わっている。カラー、シネスコで撮られた特撮映画で、 力の入れようは理解できる。 地球に飛来し、土地を要求し、女性まで拉致する宇宙人のミステリアンは、火星と土星の間にあった惑星 だったが、核戦争のために星は破壊されてしまったという歴史を持つ。やはりこの時代のSF劇は核戦争 の恐怖がベースとなっている。 ミステリアンの侵攻で、村が崩れ落ちる特撮は見事。円谷特技監督の面目躍如だが、ロボット型怪獣の モゲラの出来はイマイチ。しかし自衛隊がモゲラが接近する橋ごと爆破して、その進行を止める。自衛隊 の火力が功を奏した感じで、長い怪獣映画の歴史の中でも特筆されるべき勝利。 しかしドームをはじめ、地下施設は進んだ科学で建築が進む。ドームは自衛隊の火力が通用せず、怪 光線で被害が甚大となる。国際連合による最新のロケット攻撃機が投入される。ついにミステリアンの 怪光線に対抗する電子砲が、自衛隊科学戦闘班の手で完成する。 怪獣はロボット型一体で、ミステリアンと自衛隊・国際部隊との実力行使が主のドラマとなる。いかんせん 科学技術の差は大きかったが、佐原健二、平田昭彦らのミステリアン内部でのゲリラ攻撃が致命的被害 となった。彼らは大挙して地球から去る。 ファーストコンタクトものとすると、攻撃型のミステリアンを良く防いだ地球防衛軍となった。 やはりスーパーヒーローが登場しない分、子供たちの注目度は落ちてしまうだろう。 原作者の丘美丈二郎は現役の自衛官でテストパイロットだったそうだ(Wiki)。映画でも自衛隊の活躍は めざましい。陸上部隊の戦車、バズーカー砲、迫撃砲、火炎放射器、空のジェット戦闘機までオンパレード。
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