戦後イタリアの街並みが良い

イタリア映画を劇場で、随分と久しぶりに見た。
『ドマーニ！愛のことづて』
第二次大戦でファシストが打倒され、米軍が進駐したイタリアの地方都市。
主人公の主婦は、復員兵の夫のDVに悩みながらも、戦後の苦しい社会で家族のため懸命に生きている。
そんなある日、彼女の下に届いた一通の手紙は・・・
ラストの後味よし。
カミさんと二人で見たが、動機は違う。
シスターフッド的共感からカミさんは見たかった（多分）
僕は、戦争直後のイタリア社会が描かれたモノクロ新作映画、見ずにはいられなかったのだ。
地方都市で女性が主人公だったら、「昨日・今日・明日」でナポリのかあちゃんを演じたソフィア・ローレンかなあ、などと思いながら。
主演のパオラ・コルテッレージ、初めて見たけどとても良い。イタリアでは大女優みたい。知らなかった。
過去のイタリア映画もまだ見ていない作品がたくさんある。
今は配信で手軽に見ることができるし、また家でも、と思う。
ネット社会になって良かったと思うことの、数少ない一つ。