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敵(2023)
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トイレの清掃員の淡々とした同じ毎日の繰り返しを描きながら常に新鮮な小さな喜びに満ちている日常を描いた役所広司さん主演の「PERFECT DAYS」のような出だしですぐに画面に引き込まれたというか、モノクロで地味な印象だけど、よく見るとその日常が贅沢さに満ちていて、こだわりの食事風景とか、まだ観てないけど「孤独のグルメ」みたい?とかいろいろ考えながら観ているうちにそれどころではなくなってからの戦慄の展開に、“敵”が身近すぎる自分には身につまされすぎて思わず座り直してしまった! 原作の筒井康隆氏の同名小説にどこまで寄せてあるのかはわからないけど、下手するとシュールでホラーにもなりそうなところを、時々笑いも織り交ぜながらの、小説なら何頁にも及ぶような描写でも一瞬で伝わる映像の力も感じて2024年・第37回東京国際映画祭コンペティション部門で東京グランプリ/東京都知事賞、最優秀監督賞(吉田大八)、最優秀男優賞(長塚京三)の3冠に輝いたのも納得! 仏文学の大学教授を演じた長塚京三さんの、インテリならではの品の良さとインテリだからこそのいやらしさや下心など垣間見える演技も絶妙、瀧内公美さん、河合優実ちゃん、黒沢あすかさんなど女優陣も奥行きが感じられてよかった、最後の方で主人公の従兄弟役で登場の中島歩さんが出てきたのも嬉しかった!
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