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鑑賞日 2025/03/27  登録日 2025/03/27  評点 80点 

鑑賞方法 選択しない 
3D/字幕 -/字幕
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バカ映画の極み

何度観てもおもしろい。

登場する軍関係者は全員バカ。
バグズを甘くみてたというけど、まずあんな巨大な敵になぜマシンガンなんや。
原作どおり、パワードスーツ開発しろや。
戦略も戦術もガバガバで、新しい司令官もまたみすみす艦隊をプラズマ砲の射程圏内へ進めちゃう。
ほぼ間違いなくオレを将軍にした方がマシ。

脚本もご都合主義満載。
KIA(戦闘中死亡)となったはずのリコが生存し、再登録される描写なしにいきなり戦線復帰。
重傷を負ったはずのカルメンちゃんはその後も元気。
連邦軍はバグズの考えを知ったところで、同じことを繰り返すに決まってるのは続編を観なくてもあきらか。
どうして核爆弾で攻撃しないんや。
て、もういいです。

そしてリコの闘いは始まったばかり←え? なエンディング。
貧相な武装で前線へ送られるリコたち機動歩兵のみなさんが不憫でなりません。

全体主義体制となったが、市民生活は保証されており、なんといっても男女平等が実現されているのが何より。
今の視点で観ると、人類はこうなる前に自滅するよなあってヘンな感慨に耽ることしきり。

ポール・バーホーベン節がいたるところに散りばめられており、不必要なほどの欠損遺体が小道具として転がっているのがなんともシュール。

しかし、それでも特撮はすばらしいし、バグズの造形や宇宙戦艦ロジャー・ヤングはかっこいいし、なにより戦闘シーンは圧巻です。

というわけで、
すばらしいSFアクション映画です!

だがしかし、歩兵勝負せんとミサイル撃てや!!