スパイ・ゲーム(2001)

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スパイ・ゲーム(2001)

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レビューの数

62

平均評点

70.4(516人)

観たひと

881

観たいひと

43

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 アメリカ
製作年 2001
公開年月日 2001/12/15
上映時間 128分
製作会社 ダグラス・ウイック・プロダクション(ビーコン・ピクチャーズ 提供)
配給 東宝東和(東宝=東宝東和 提供)
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2人の男の友情を核に展開するスパイ・サスペンス。監督は「エネミー・オブ・アメリカ」のトニー・スコット。出演は「モンタナの風に抱かれて」のロバート・レッドフォード、「ザ・メキシカン」のブラッド・ピット、「テイラー・オブ・パナマ」のキャサリン・マコーマック、「私が愛したギャングスター」のスティーヴン・ディレーン、「アル・パチーノのリチャードを探して」のラリー・ブリッグマン、「ザ・セル」のマリアンヌ・ジャン=バチスタほか。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

1991年。東西冷戦の終結と共に、CIAの作戦担当官として数々の伝説を築き上げてきたネイサン・ミュアー(ロバート・レッドフォード)も、引退の日を迎えようとしていた。そんな時に飛び込んできたのが、彼が育て上げたエージェント、トム・ビショップ(ブラッド・ピット)の危機を報じるニュース。中国で逮捕されたビジョップだが、米中関係融和の潮流から、上層部は見殺しにするつもり。1975年にユエ陥落後のベトナムで出会って以来、直接の交流は途絶えた今も師弟関係で結ばれている2人。またミュアーは、自分の職業倫理のせいで、ビショップが戦火のレバノンで心を通わせたNGO職員のエリザベス(キャサリン・マコーマック)との苦い恋を締めくくる結果になったことを気にしてもいた。そんなミュアーに残された時間は、在職中である1日だけ。そして彼はCIA上層部と渡り合う一世一代のオペレーションに取り掛かり、見事処刑寸前でビショップを救うのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2002年3月上旬号

日本映画紹介/外国映画紹介:スパイ・ゲーム

2002年1月下旬号

劇場公開映画批評:スパイ・ゲーム

2001年12月下旬号

特集 「スパイ・ゲーム」:ブラッド・ピット インタビュー

特集 「スパイ・ゲーム」:ロバート・レッドフォード インタビュー

特集 「スパイ・ゲーム」:トニー・スコット監督 インタビュー

特集 「スパイ・ゲーム」:作品評

2024/10/17

2024/10/17

50点

選択しない 
字幕


1人のエージェントに簡単にやられすぎでは?(^^;;

スパイがかつての部下を救うべく身内を騙す話なんだけど、物々しい会議の割に大切な書類を簡単に盗まれたりと設定が緩い(^^;;

まあ、内部の人間だから気を許してるということはあるんだろうけど、その割に盗聴したりオフィス荒らしたりとなんかチグハグ(^^;;

2024/10/14

2024/10/14

80点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


全財産を注ぎ込む

主人公に感情移入してしまった私には痛快だが、してやられた側は堪らないだろう!

2024/10/13

2024/10/13

60点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


サンプリングされる音楽とゲームとされる諜報

ゲームのようなCIAのスパイ活動が行われている世界各地の音楽がサンプリングされていく.こうした音楽にアガるが,そこで行われているのは,やや一方的な殺戮行為である.香港,ワシントンD.C.,ベトナムはダナン,ラオス,東独,ベイルート,蘇州刑務所,澎湖諸島など各地で多様な情勢があり,それに応じた殺人や拘束といった謀略がめぐらされている.それらの作戦を俯瞰できるところにCIAのミュアー(ロバート・レッドフォード)がおり,彼の影のようにしてビショップ(ブラッド・ピット)がいる.ミュアーの手先で手下としてビショップはいるが,そのミュアーも組織や国家の駒にすぎない.それでもビショップは,狙撃兵としてラオスの武装組織の要人を暗殺し,中東では多数の犠牲者を出した義勇軍によるビル爆破にも巻き込まれていく.ビショップは,アセット(情報提供者)のスカウトとしても有能であり,他国に国籍を持つ者も含め多くの民間人たちを自国の国益のために,危険な情勢に巻き込んでいく.その自覚のなさは,彼が敵対的な勢力への共感にも通じていく.ビショップはミュアーの影であるから,ビショップの同情的な姿は,そのままミュアーの後ろめたさや自らがなしている国家的活動の欺瞞の告発や不満がビショップを通して現れてきたとも言える.
ミュアーは,退職パーティーを控えており,ビショップの手前勝手な活動によってCIA内部からの追及を受けている.この追及を交わしながら,スパイの嫌疑で拘束され,処刑されようとしているビショップを救い出すミッションが降ってくる.そのミッションのスリルと過去のスパイゲームの内情に見える動機が物語を駆動させている.
エリザベス(キャサリン・マコーマック)という女性も見え,富士フィルムの広告塔やカメラを構えたビショップなど,語りのテンポ感も心地よい.また,ミュアーの表情や仕草の狡猾も見どころのひとつとなっている.

2024/10/03

2024/10/03

-点

テレビ/無料放送/NHK 
字幕


トニー・スコット

ブラット・ピット ロバート・レッドフォード、面白かったです、ブラット・ピットはいつ見ても、カッコいい。

2024/10/02

2024/10/02

70点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


退職の日を迎えたベテラン・エージェント。ところが、かつての部下が単独行動で中国で逮捕されたという。二人の関係をなぞりながら進行する構成が見事。流れるような展開で緊迫感がむしろ心地よい。

2024/09/09

2024/09/10

76点

VOD/U-NEXT/レンタル/テレビ 
吹替


粋な話

ネタバレ

トニー・スコット監督による、華麗な映像美のスパイサスペンス。ちょっとわかりにくいところもあるけれど、ロバート・レッドフォードが自ら訓練したブラッド・ピットを助けるという、ちょっと粋な話。

 スパイの恋愛は御法度と思うが、ブラピは好きになった女性を救おうと失敗し、中国政府に捕まってしまう。処刑までに24時間。上層部は見捨てていて、今日が引退というレッドフォードは今までの経験と引退後のための資金を使って、彼を救い出す。

 この女性の名前がエリザベスで、監督の亡き母と同じである。よほどの思いがあったと思われる。そんな彼も’12年には帰らぬ人となってしまうのだが。