25年ぶり2回目の鑑賞。
以前はフジテレビあたりの洋画劇場だった。
今日は、NHK・BS4K。
監督はジェリー・ザッカー。
「フライング・ハイ」「裸の銃を持つ男」を作った人。
「ゴースト~」はファンタジー・ロマンスだが、ウーピー・ゴールドバーグのパートはかなり笑える。
笑いの呼吸を得た人だ。
ファンタジーにもいろいろあるが、本作はその骨頂と言っていい。
幽霊界にもお約束がいろいろあり、次々と出てきて物語を進める。
それが面白くもあり、ちょっと通俗的でもあるのだが、肩の凝らない作品になっている。
立川志らくさんだったか、この作品を誉めたのは。
デミー・ムーアが涙をポロポロ流すと、こちらも思わず貰い泣き。
あの頃、デミー・ムーアは完璧な可愛らしさだった。
彼女の影響で、ボーイッシュなショートヘアも流行ったのではないか。
1990年、CG登場前夜なので特撮は時代掛かっているが、それも今となっては微笑ましい。
コインひとつを宙に浮かせるだけでも苦労してる。
とにかくウーピーさんが、この作品を笑いと涙の作品にしてくれた。
オスカーは、ウーピーさんと脚本のブルース・ジョエル・ルービンに。
「天国から来たチャンピオン」とか「レディホーク」も連想した。
ロビン・ウィリアムズの「奇蹟の輝き」は、深刻でゲンナリした記憶が。
パトリック・スウェイジは、僕より8カ月だけ年上だけど、ずいぶん早く旅立っちゃったなぁ。