バタフライ・エフェクト

ばたふらいえふぇくと|The Butterfly Effect|The Butterfly Effect

バタフライ・エフェクト

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レビューの数

110

平均評点

80.7(1237人)

観たひと

1922

観たいひと

279

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 アメリカ
製作年 2004
公開年月日 2005/5/14
上映時間 113分
製作会社
配給 アートポート
レイティング
カラー カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

ごく小さな差違が、将来的に予測不能な大きな違いを生じるというカオス理論を効果的に取り入れた異色サスペンス。愛する者を救うため、過去を書き換えようとした男が体験する想像を超えた出来事を描く。タイトルの“バタフライ・エフェクト”とは、「ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対側で竜巻が起こる」という意味。主演・製作総指揮は、「テキサス・レンジャーズ」のアシュトン・カッチャー。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

少年時代の約束。幼馴染みのケイリーのもとを去るとき、エヴァンは”君を迎えに来る”と誓った。だが、いつしか時は流れ、エヴァン(アシュトン・カッチャー)とケイリー(エイミー・スマート)は別の道を歩んでいた。エヴァンは幼い頃から、時折り記憶を喪失<ブラックアウト>してしまう少年だった。母アンドレアはエヴァンの脳波を精神科の医師に検査してもらうが、何も奇妙な点は見出せずにいた。精神科医は治療のため、毎日の出来事を日記につけるようにすすめる。少年時代は永遠に続くと思われたが、エヴァンが13歳の時、ケイリーの兄トミーのいたずらによって唐突に終わりを告げる。エヴァンの記憶にはその瞬間に<ブラックアウト>が起き、気が付いた時には森の中におり、周りには強烈なショックのあまり倒れてしまった友人のレニー、彼を抱きかかえようとするトミー、ただ震えているケイリーがいた。エヴァンは何が起きたのかまったく思い出せなかった。しかし、何か決定的な出来事が起きたのは間違いがなかった。アンドレアはエヴァンを連れてその街を引っ越す。時が流れ、心理学を勉強する大学生となったエヴァン。今では<ブラックアウト>が起きることもなかった。過去は遠のき、ケイリーの記憶さえ消えかけていたが、すべては平穏だった。ある日エヴァンは、幼い頃の日記を見つける。懐かしい日記を紐解いたとき、”それ”は起こった。気が付くと、エヴァンの意識は日記に書かれている出来事の中にあったのだ。鮮明に蘇る過去の記憶、あの陽光、あの空気。それは強烈なリアリティを伴っていた。夢なのか、現実なのか。少年時代の空白の記憶の一端に触れてしまったエヴァンは、もう一度、あの頃の仲間たちを訪ねたくなる。ケイリー、トミー(ウィリアム・リー・スコット)、レニー(エルデン・ヘンソン)。そしてエヴァンは知る。あの時のいたずらによって、彼らの人生が大きく狂っていたことを……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2005年5月下旬号

キネ旬チョイス 「バタフライ・エフェクト」:作品評

キネ旬チョイス 「バタフライ・エフェクト」:アシュトン・カッチャー インタビュー

2023/08/26

2023/08/27

70点

選択しない 


人生は一つ

人生の分岐点での判断の誤りで異なった人生になるのはよくあるお話。「ラン・ローラ・ラン」「スライディング・ドア」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」など然り。そんなタイプの映画ですが、こちらはシリアスそのもので、ちょっと疲れました。その判断を変える力を持っているのか、さまざまな選択のページに飛び込めるのか、主人公のエヴァンは様々な人生をのぞいて、やり直します。でも、実際は、後悔しても引き返せないのが人生ですから、私にはそれほど魅力のある物語ではありませんでした。

2023/05/30

2023/06/10

80点

レンタル/新潟県/TSUTAYA/蔦屋書店 竹尾インター店/DVD 
字幕


3つの選択肢

◎ 3度目の鑑賞。より良き未来を生まれ持った能力を用いて何度も何度も選択するお話。あっち立てればこっちが立たずで、なかなかうまくいかないが、ついに満足できる未来に至る。その代償は、幼馴染の彼女を仲良くなる前に遠ざけることだった。
◎ 最終的に2人とも都会のオフィス街で働くスマートな青年男女となってすれ違う。そのラストシーンも3つ用意され、採用されなかった2つもDVDディスクに収められている。1つは、すれ違った後、彼女の後を男がつけていく。もう1つは、すれ違う瞬間にお互いに相手に気づき談笑する。後者はかなり不自然だ。子どもの頃にちょっと顔を合わせただけの男に、女が気付くはずはないだろう。結局、一番いさぎよいすれ違うだけのラストが採用されたのだが、それで正解だったと思う。

2022/06/18

2022/06/18

80点

テレビ/有料放送/WOWOW 
字幕


何ひとつうまくいかない映画

ネタバレ

ラストが切ない
何をしても最悪の現実になるなら
初めから愛する人たちと
関わりを持つ事自体避けるようになるのは
仕方のない事だと思うが
運命というものはあるので
避けてもいつかは
巡ってくるのかしらん?

2022/04/06

2022/04/06

82点

購入/DVD 
字幕


タイムリープモノの亜流

公開当時に観て、衝撃を受けた。
簡単に言うと、時間を遡って、過去を変えると、現在も変わり、また過去を変えると…のくり返していく。
良かれと思って過去を変えると、未來はどんどん悪くなるという。

タイムリープものでありそうなストーリーであるが、主人公の病気となっている。

公開当時も言われているけど、まぁこういうSF作品は多少シナリオのほころびはある。
でも、今見てもラストの主人公の決断にグッとくるのは。
過去に戻って、未來を変えての繰り返しが非常に丁寧に描かれているからだと。
そこが面白さのポイントだろう。

2021/12/25

2021/12/30

75点

テレビ/有料放送/WOWOW 
字幕


こんなことができたらいいのに

人生の最初のチョットしたことが、あとの人生を大きく変えるかもしれないとの、とても教訓に飛んだ恐いお話。主人公が何度も人生を戻って、その後の人生を何通りも試行錯誤、おもしろく観た。

2021/11/10

2021/11/10

70点

テレビ/有料放送/WOWOW 
字幕


わたしには難解

あまりにも綿密に組み立てられた脚本のため、なかなかストーリーに入っていけなかった。わたしには難解だった。