ミクロからマクロまで生命で溢れている極地
ネタバレ
監督がジョージ・ミラーだったんですね、ちょっと意外だった。マッド・マックスの世界観とこの3DCGアニメがうまく結びつかない。多彩な人なんでしょう。
前作も忘れていたけれどペンギンたちのタップダンスなどを見ているうちに思い出してくる。ペンギンたちがみせるミュージカルショーがなんともバカバカしくも可愛らしい。諦めない気持ちが危機を救うみたいなお決まりのテーマは脇に置いて彼らの動きを楽しむ映画。
彼らの世界と対照的にミクロの世界のドタバタをオキアミコンビが見せているのも画面に変化がついていいアクセントになっている。大きいものから小さいものまでみんな懸命に生きている・・・ということを子供たちに映像でわからせる楽しい試み。オペラのアリアからローハイド、さらにはクイーンへと繋がる終盤のショーも圧巻でした。