映画愛を語る映画がこんなに面白くないっていうのは、どうなんだろうか。それともこれは娯楽作品じゃないから仕方がないってことなのか? 自分は世の中に数多くある映画がクソだとは思っていないし、必ずしも映画が芸術作品でなければならないとも思っていないけど、こんな御大層なことを叫ぶ映画なのか、これ? 最後にひたすら西島秀俊が殴られ続ける間に100本の映画の名前が列記される。まああそこに挙げられている作品が名作なのは間違いないのだろうけど。
屋上で映画の上映会を開催するシーンを俯瞰で撮った映像とかは美しいし、常盤貴子さんの表情がすごく良くて印象に残るんだけど、なんだかなあ。