雨に唄えば

あめにうたえば|Singin' in the Rain|Singin' in the Rain

雨に唄えば

amazon
レビューの数

140

平均評点

81.9(905人)

観たひと

1410

観たいひと

108

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ミュージカル
製作国 アメリカ
製作年 1952
公開年月日 1953/4/1
上映時間 103分
製作会社 M・G・M映画
配給
レイティング 一般映画
カラー カラー
アスペクト比
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

アーサー・フリードが「巴里のアメリカ人」に次いで製作したテクニカラーのミュージカル(1952年作品)で、製作のフリード、監督ならびに音楽場面振付けのジーン・ケリーとスタンリー・ドーネン、主題歌「雨に唄えば」に基づいてシナリオを書いたアドルフ・グリーンとベティ・カムデン、音楽監督のレニー・レイトン、撮影監督のハロルド・ロッソンらは、すべて「踊る大紐育」と同じスタッフである。歌曲の大部分は作詞が製作者フリード、作曲ネイシオ・H・ブラウンによる。出演者はジーン・ケリーをめぐって新進デビー・レイノルズ、ヴォードヴィル出身のドナルド・オコナー、「アパッチ族の最後」のジーン・ヘイゲン、「拳銃王」のミラード・ミッチェル、「闘牛の女王」のシド・チャリシー、「銃の後に立つ男」のダグラス・フォーリーら。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

ドン・ロックウッド(ジーン・ケリー)とコスモ・ブラウン(ドナルド・オコナー)の2人はヴォードヴィルの人気者、切っても切れぬ仲の良い友達同志だった。1920年代、2人はハリウッドにやって来て、インペリアル撮影所で仕事をみつけた。そのうちドンは西部劇でスタント・マンになり、俳優として契約され、調子よくサイレント映画のスターになることが出来た。彼の相手役リナ(ジーン・ヘイゲン)は、美人だが少々ぬけた女、そのくせお高くとまっていて、ドンは好きになれなかったのだが、彼女は自分からドンの恋人だと決めてかかっていた。だからドンが若くて歌も踊りもうまいケーシー(デビー・レイノルズ)と恋仲になったとき、リナはナイトクラブに職をもっていたケーシーをクビにさせてしまった。ドンの悲しみをよそにケーシーは町を去り姿を消してしまった。そのころ最初のトーキー映画「ジャズ・シンガー」が世に出て大当たりをとった。インペリアル撮影所のボス、R・F・シンプソンもドンとリナの新しい主演映画「決闘の騎士」をトーキーで作ることにきめた。その撮影中、ケーシーはやはり同じ撮影所で製作中のミュージカルに端役で出演していた。再会したドンとケーシーはたちまち仲なおりした。「決闘の騎士」の記者会見は大へん不評だった。リナの声が魅力なく鼻にかかったものだったので。コスモの発案でリナの声をケーシーの声にダビングして吹きかえた。映画は「踊る騎士」と改題され素晴らしい好評を博した。リナは何とか名声を維持しようと、シンプソンにケーシーを自分の影の声としてこれからも使うように頼みこんだ。ドンはコスモやシンプソンと力をあわせ、リナの声が偽りものであることを一般にあばいた。リナは失脚し、かわってケーシーが新しいスターとして迎えられた。ドンとケーシーが結ばれたことはもちろんである。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2021年7月下旬号

シネマ徒然草:第572回 「雨に唄えば」よもやま噺の巻

2010年4月下旬号

午前十時の映画祭:「雨に唄えば」「鉄道員」

1999年4月下旬号

これもまた別の話:最終回 和田誠×三谷幸喜 「雨に唄えば」(後編)

1999年4月上旬春の特別号

これもまた別の話:和田誠×三谷幸喜 「雨に唄えば」(前編)

1953年5月下旬号

外国映画批評:雨に唄えば

1953年3月下旬号

グラフィック:雨に唄えば

1953年2月下旬号

試写室より:雨に唄えば

外国映画紹介:雨に唄えば

2023/10/06

2023/10/06

89点

選択しない 


心ウキ立つミュージカル

僕にミュージカルの楽しさを教えてくれた映画。何度観ても心ウキ立つ。もちろんあの雨の中のジーン・ケリーのダンス&ソングが最高なのだが、ドナルド・オコナーのアクロバティックなダンスも圧巻。デビー・レイノルズも素敵でコメディタッチのドラマも楽しめる。残念なのはケリーの芸術志向のダンスナンバーで正直ダレる。そこだけは違和感なのだ。

2023/08/23

2023/08/23

36点

選択しない 
字幕


同じ馬鹿なら

ポジティブで元気なのはハリウッドに求める所だが、よくぞまあこんな子供騙しの物語とキャラクターで名作扱いに仕立て上げたものだ。

2023/02/11

2023/02/11

80点

VOD/U-NEXT/レンタル/テレビ 
字幕


今観ても飽きることがない

ミュージカルには興味が薄く退屈してしまったりするのだが、本作のダンスは軽快でコミカルで今観ても全く飽きることがない。まことに素晴らしい。
本作は現在公開中の「バビロン」とは裏表・光と影の関係。
「バビロン」は1世紀前のサイレント時代を知る人が既に居ない。それに比べ本作はトーキー開始から25年後の映画ということもあり誰もが知る当時を懐かしみ笑いを交えて描いている。
生き抜いた人々を描く「雨に唄えば」。消えていった人を描く「バビロン」。両作を見比べてみるのも味わい深い。

2022/12/31

2023/01/03

82点

テレビ/有料放送/WOWOW 


初めて最後まで見ました!

こんな内容とはまったく知りませんでした。無声映画からトーキーに変わる頃の映画だったんですね。無声だとどうしても笑いの要素がないとダメだったんですね。なんとこの映画を明石家さんまが一部真似していたとは。それにしても、この歌は有名ですね。ミュージカルの影響でしゃうか?

2022/10/06

2022/10/06

100点

レンタル 
字幕


38年ぶりに鑑賞する

2022年10月6日に鑑賞。DVDにて。1時間42分43秒。スタンダード・テクニカラー。MGM映画。市立図書館所蔵(66作品目)。画像カラーも鮮明である。

映画館で観て以来、38年ぶりに鑑賞する。傑作である。

画面では、製作:Arthur Freed、監督:ジーン・ケリー、スタンリー・ドーネン、原案・脚本:Adolph Green、Betty Comden、Suggested by the song "SINGIN' IN THE RAIN"、Song: Lyrics by:Arthur Freed、Music by:Nacio Herb Brown、Musical Direction:Lennie Hayton、★Musical Numbers Staged and Directed by:ジーン・ケリー Gene Kelly、スタンリー・ドーネン Stanley Donen、撮影:Harold Roddon、美術:Cedric Gibbons、Randall Duell、衣装:Walter Plunkett である。

ゼルダ・ランダーズ(「おきゃんなジップ・ガール」と紹介される)役のリタ・モレノは、開巻のチャイニーズ劇場など3シーンにしか登場しない。ラストでリナにキャシーがアフレコをしていると告げる場面と中盤のキャシーがダンサーの1人として歌い踊る場面「ビューティフル・ガール」(ここに多分、リタ・モレノも出演している?)

シド・チャリシーはジーン・ケリーが歌う「ブロードウェイ・メロディー」内のモダンダンスの場面のヤクザの情婦の緑色のドレス(と白い5mくらいのケープを翻えさせて踊る場面)で踊る女性でしょう。このモダンダンスはジーン・ケリーの意向・趣味でしょうか?この場面は映画のストーリーに絡んでいない。

歌は13曲(重複も含む)歌われる。

3曲目のドナルド・オコナー(コズモ・ブラウン/ピアニスト)が女の人形と踊る「Make Laugh」。カーペットで滑り転びながら踊る。足首が絡まるダンス。壁を駆け上がる。ドナルド・オコナーのダンスもたいしたものだ。

7曲目「Good Morning」の3人の歌と踊り。(1:01:46)から(1:05:06)まで。カメラが左へ横移動しながら3人のタップダンスを魅せる。ワンカットに見えるが、カット繋ぎは8回ある。

8曲目、ジーン・ケリーの「雨に唄えば」(1:07:34)から(1:11:47)まで。クレーンによる移動。ここもワンカットに見えるが、カット繋ぎは8回。同じ位置でカットを繋いでいるので、ワンカットに見える。

「発声法コーチ DICTION COACH」のジーン・ケリーとドナルド・オコナーのタップダンスも見所。歌「モーゼのトーズはローズにあらず」カメラはロングのフィックスでワンカットに見えるが、カット繋ぎがあるでしょう。

開巻のチャイニーズ劇場『PREMIERE TONIGHT BIGGEST PICTURE of 1927 DON LOCKWOOD LINA LAMONT "The Royal Rascal"』

映画ポスター「The Dangers of Drucilla」(主演:Esme Gray・架空の映画らしい)子供の2人が映画館に潜り込む。

「MONUMENTAL PICTURES」、トーキー「Talking Picture」、ワーナー「ジャズ・シンガー」、ジーン・ケリーは半そでシャツの袖口を折り上げている。

試写会「MAJOR STUDIO PREVIEW ”The Duelling Cavalier” 100% All Talking」→ポスターに当時(1920年代)の俳優「William Haines, Mary Alden, Vivia Ogden」の名前が見える。

ラストのチャイニーズ劇場『PREMIERE TONIGHT ALL SINGING-ALL TALKING-ALL DANCING DON LOCKWOOD LINA LAMONT in ”The Dancing Cavalier”』

ラストの看板『MONUMENTAL PICTURES DON LOCKWOOD KATHY SELDEN ”SINGIN’IN THE RAIN”』



2022/02/20

2022/02/20

-点

購入/DVD 
字幕


VHSからDVDに移行

最初に購入したDVD、『風と共に去りぬ』『燃えよドラゴン』『カサブランカ』の4本セット、昔のテレビサイズ、画面が小さい‼️