2022年10月6日に鑑賞。DVDにて。1時間42分43秒。スタンダード・テクニカラー。MGM映画。市立図書館所蔵(66作品目)。画像カラーも鮮明である。
映画館で観て以来、38年ぶりに鑑賞する。傑作である。
画面では、製作:Arthur Freed、監督:ジーン・ケリー、スタンリー・ドーネン、原案・脚本:Adolph Green、Betty Comden、Suggested by the song "SINGIN' IN THE RAIN"、Song: Lyrics by:Arthur Freed、Music by:Nacio Herb Brown、Musical Direction:Lennie Hayton、★Musical Numbers Staged and Directed by:ジーン・ケリー Gene Kelly、スタンリー・ドーネン Stanley Donen、撮影:Harold Roddon、美術:Cedric Gibbons、Randall Duell、衣装:Walter Plunkett である。
ゼルダ・ランダーズ(「おきゃんなジップ・ガール」と紹介される)役のリタ・モレノは、開巻のチャイニーズ劇場など3シーンにしか登場しない。ラストでリナにキャシーがアフレコをしていると告げる場面と中盤のキャシーがダンサーの1人として歌い踊る場面「ビューティフル・ガール」(ここに多分、リタ・モレノも出演している?)
シド・チャリシーはジーン・ケリーが歌う「ブロードウェイ・メロディー」内のモダンダンスの場面のヤクザの情婦の緑色のドレス(と白い5mくらいのケープを翻えさせて踊る場面)で踊る女性でしょう。このモダンダンスはジーン・ケリーの意向・趣味でしょうか?この場面は映画のストーリーに絡んでいない。
歌は13曲(重複も含む)歌われる。
3曲目のドナルド・オコナー(コズモ・ブラウン/ピアニスト)が女の人形と踊る「Make Laugh」。カーペットで滑り転びながら踊る。足首が絡まるダンス。壁を駆け上がる。ドナルド・オコナーのダンスもたいしたものだ。
7曲目「Good Morning」の3人の歌と踊り。(1:01:46)から(1:05:06)まで。カメラが左へ横移動しながら3人のタップダンスを魅せる。ワンカットに見えるが、カット繋ぎは8回ある。
8曲目、ジーン・ケリーの「雨に唄えば」(1:07:34)から(1:11:47)まで。クレーンによる移動。ここもワンカットに見えるが、カット繋ぎは8回。同じ位置でカットを繋いでいるので、ワンカットに見える。
「発声法コーチ DICTION COACH」のジーン・ケリーとドナルド・オコナーのタップダンスも見所。歌「モーゼのトーズはローズにあらず」カメラはロングのフィックスでワンカットに見えるが、カット繋ぎがあるでしょう。
開巻のチャイニーズ劇場『PREMIERE TONIGHT BIGGEST PICTURE of 1927 DON LOCKWOOD LINA LAMONT "The Royal Rascal"』
映画ポスター「The Dangers of Drucilla」(主演:Esme Gray・架空の映画らしい)子供の2人が映画館に潜り込む。
「MONUMENTAL PICTURES」、トーキー「Talking Picture」、ワーナー「ジャズ・シンガー」、ジーン・ケリーは半そでシャツの袖口を折り上げている。
試写会「MAJOR STUDIO PREVIEW ”The Duelling Cavalier” 100% All Talking」→ポスターに当時(1920年代)の俳優「William Haines, Mary Alden, Vivia Ogden」の名前が見える。
ラストのチャイニーズ劇場『PREMIERE TONIGHT ALL SINGING-ALL TALKING-ALL DANCING DON LOCKWOOD LINA LAMONT in ”The Dancing Cavalier”』
ラストの看板『MONUMENTAL PICTURES DON LOCKWOOD KATHY SELDEN ”SINGIN’IN THE RAIN”』