何度も繰り返しみた映画だが、「シスの復讐」(EP3)から1977年に公開されたこの作品に至るまで、VOD配信「オビ=ワン・ケノービ」と「ローグ・ワン」を経由してこの映画に至る。
オビ・ワンが”Hellp there”で登場するシーンも理由付けがされている。そしてオビ・ワンがダースベイダーにあっけなく敗れる理由も理解できる。この映画におけるふたりは三度目の対決となる。
何より「ローグ・ワン」で再現されたピーター・カッシング演じるターキン総督。ダースベイダーを支配下に置くこの人物の存在感が際立つ。オビ・ワンとダースベイダーの対決も何もかも、彼が率いる帝国軍の支配において圧倒的だ。
カッシングは、このシリーズではアレック・ギネスやクリストファー・リーと並ぶ大御所俳優で、特にカッシングとリーは同じドラキュラを演じた名優として歴史に名を残す。
ルークとレイアとソロという三人(当時ほとんど無名)の青春を描く映画でありながら、かつての大御所俳優が脇を固めることで、際立った輝きを放っていると思う。
デス・スターが破壊される直前のターキン総督を演じるピーター・カッシングの横顔が極めて印象的だった。