フランス封切り時で、ナタリーは13才。
22分長いようである。
完全版での鑑賞は初めて。
初回の劇場版鑑賞日は判然としないが、1997年あたりのWOWWOWでのもの。
それ以来の、おおよそ25年ぶり2回目の鑑賞になる。
前作の主たるカットシーンは、(推定だが)レオンによるマチルダの殺しの訓練場面。
これは3回あり、うち2回はマチルダの面前でレオンが殺人をする。
マチルダに心の動揺はないようだ。
あとは、マチルダのレオンに対する愛の表現、主に台詞のようである。
「シベールの日曜日」よりは、よりハッキリ恋人とか、セックスの台詞がある。
おそらく、そのあたりだ。
最後のシーンでは、恋とかではなく、年齢を越えた家族への愛にも似たものを、レオンに感じた。
だからロリコンとか、そういったものは感じなかったです。
きじるしのようなゲイリー・オールドマンが、鬼気迫る演技を見せる。
ただの殺し屋マフィアだと思っていたから、ホントの素性を知った時は、ぶったまげた。
(忘れていたのです。)
「エアフォース・ワン」「フィフス・エレメント」も同じ演技路線だったか。
ダニー・アイエロもレオンの師匠である以上に、とてつもない裏があるよなぁ。
エリック・セラが音楽だけでなく、おそらく音響のようなものまでタッチして、作品のイメージを決定付けている。
だからなのかニューヨークらしさが、まるでない。
ナタリー・ポートマンは、イスラエルのエルサレム生まれ。
ユダヤ系。
本作が映画デビュー作。
レストランで延々笑うシーンが、わざとらしくない。さすが。