ハッピーアワー

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ハッピーアワー

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レビューの数

72

平均評点

82.1(291人)

観たひと

399

観たいひと

172

(C)2015 神戸ワークショップシネマプロジェクト

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2015
公開年月日 2015/12/12
上映時間 317分
製作会社 神戸ワークショップシネマプロジェクト(NEOPA,fictive)
配給 神戸ワークショップシネマプロジェクト(NEOPA,fictive)
レイティング
カラー カラー
アスペクト比 16:9
上映フォーマット デジタル
メディアタイプ ビデオ 他
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督濱口竜介 
脚本濱口竜介 
野原位 
高橋知由 
はたのこうぼう 
製作総指揮原田将 
徳山勝巳 
プロデューサー高田聡 
岡本英之 
野原位 
撮影北川喜雄 
音楽阿部海太郎 
録音松野泉 
照明秋山恵二郎 
助監督斗内秀和 
高野徹 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

予告編 ▲ 閉じる▼ もっと見る

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

30代後半を迎え人生の岐路に立つ女性4人の心情を掬い取るヒューマンドラマ。主演4人は演技未経験ながら第68回ロカルノ国際映画祭最優秀女優賞を受賞。同映画祭脚本スペシャル・メンションにも輝いた。監督は「親密さ」の濱口竜介。市民参加の『即興演技ワークショップ in Kobe』から生まれた。蜷川幸雄演出作品など数々の舞台、テレビ番組を担当してきた阿部海太郎が音楽を手がける。2015年12月5日より神戸・元町映画館にて先行公開。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

神戸在住のあかり(田中幸恵)、桜子(菊池葉月)、 芙美(三原麻衣子)、純(川村りら)の4人は、30代後半を迎えた親友同士。桜子と純は中学からの付き合いであるものの、あかりと芙美は30歳を超えてから知り合った。久々に集まり、近々旅行しようと相談し合う4人。屈託なく話す一方で、それぞれ親友にも話せない悩みや不安があった。専業主婦の桜子は最近同居し始めた姑との関係に気を遣う日々。アートセンターPORTOに勤めるキャリアウーマンの芙美は、編集者の夫と表向きは仲が良いが、夫との間に言いようのない不安を感じていた。バツイチの看護師あかりは多忙な毎日を過ごし、病院で知り合った男性からアプローチされても恋愛する気になれない。ある日、4人はPORTOで開催されたアーティスト鵜飼によるワークショップに参加し、打ち上げに流れていく。その席で純は、1年近く離婚協議をしていると告白。戸惑いを感じる3人。やがて3人もまた人生を大きく揺るがす局面を迎える。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2016年2月下旬 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号

2015年 第89回 キネマ旬報ベスト・テン&個人賞:ベスト・テン カラーグラビア 日本映画ベスト・テン

日本映画時評:第324回 俗なる世界から映画的フィクションへ

2016年1月下旬号

REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評:「ハッピーアワー」

2016年1月上旬号

読む、映画:「ハッピー・アワー」

2015年12月下旬号

UPCOMING 新作紹介:「ハッピーアワー」

2015年12月上旬号

映画を見ればわかること:第327回 濱口竜介監督「ハッピーアワー」の新鮮さのこと

2024/06/18

2024/06/18

91点

選択しない 


真面目に生きているんだけど、家族との関係に違和感のある中年女性4人を中心とした群像劇、関係性の変化がリアルで5時間があっという間(^^;;

すごい作品。神戸の街並みや職場や家庭での会話がリアルで、あるワークショップをきっかけに家族や友人との関係を清算していくローラーコースター感がすごい。自分の中の知られたくない感情が剥き出しにされていく感じなんだけど、先が気になって仕方ない(^^;;

登場する男性はみな声を荒げるようなタイプではないけれど、家族との関係に問題があることに気づかない鈍感な人物に描かれている。これは男性が見ると痛烈に我が身を振り返らざるを得ないですよ(^^;;

打ち上げの席での会話が現実離れしてるんだけど面白いのも特徴(^^;;そして触媒の役割を果たす鵜飼とノセがアーティストというのもなるほど、と思う。日常に影響するのはやはり非日常なんだろう。

2024/05/19

2024/05/19

60点

テレビ/有料放送/日本映画専門チャンネル 


素人芝居で5時間半。なんでこんなに長いの?

2024/05/07

82点

テレビ 


いつも悪いのは男なのか

女性側からの視点なのでこうなってしまうのかもしれないが…

それにしても、いつもながらストーリーが突拍子もない多方向に行ってしまうのはとても痛快で、それを上手く収束させる力量も見事だと思う。
でもストーリーテラーで終わるのは残念、ACTの可能性も信じて欲しい。

2024/04/24

2024/04/24

72点

テレビ/有料放送/日本映画専門チャンネル 


最初の30分は見覚えあり。おそらく前回は先が長すぎて挫折したのだろう。今回は4に分けて鑑賞。ワークショップに30分、その打ち上げに30分、後半の朗読会とその打ち上げにもそれなりにたっぷり時間が割かれていた。それぞれにアクシデントのようなことが起き
どうなるかなと思ったが、決して全て解決してすっきりみたいにはならないところが、この作品の良さの1つなのかもしれない。思うところがたくさんあった。

2024/04/16

2024/04/17

80点

テレビ/有料放送 


とてつもなく長い

しかし飽きない
セリフに抑揚ないし実験的
濱口竜介なかなかやると思った

2024/01/28

2024/01/28

73点

テレビ/有料放送/日本映画専門チャンネル 


4人の女

長~い映画。5時間半もある。結局インターミッション2回を挟んで、午前、午後、翌日と3回に分けて見た。
ストーリー的には仲良しの四人組の女性の、女から見た男性観と自分の人生との関わりを描いている。
槙野あかり(田中幸恵)は看護師でバツイチ。井場桜子(菊池葉月)は一人っ子だった夫に従う貞淑な妻。塚本芙美は出版社で共稼ぎをしている一見何の問題もなさそうな淡泊な夫婦関係。日野純(川村りら)は学者の夫とコミュニケーションができず離婚裁判中。この四人がワークショップや、温泉旅行、高校生の子供が同級生を孕ませた事件、詩の朗読会でのトラブルなどを通して、女性の幸せとは何かとを考えていく。
見て損は無い映画だが、あまりにも長いので、見るには覚悟が必要。
4人はロカルノ国際映画祭で最優秀女優賞を受賞しているが、みんな素人だそうだ。それにしては素晴らしい演技を見せてくれる。