真面目に生きているんだけど、家族との関係に違和感のある中年女性4人を中心とした群像劇、関係性の変化がリアルで5時間があっという間(^^;;
すごい作品。神戸の街並みや職場や家庭での会話がリアルで、あるワークショップをきっかけに家族や友人との関係を清算していくローラーコースター感がすごい。自分の中の知られたくない感情が剥き出しにされていく感じなんだけど、先が気になって仕方ない(^^;;
登場する男性はみな声を荒げるようなタイプではないけれど、家族との関係に問題があることに気づかない鈍感な人物に描かれている。これは男性が見ると痛烈に我が身を振り返らざるを得ないですよ(^^;;
打ち上げの席での会話が現実離れしてるんだけど面白いのも特徴(^^;;そして触媒の役割を果たす鵜飼とノセがアーティストというのもなるほど、と思う。日常に影響するのはやはり非日常なんだろう。