ハリポタと原作・監督を共にするスピンオフ作品の第一章
ハリーポッター全8話を一気見したので、その流れでこちらのシリーズにシフトしてみました。 ハリポタは映画では8作で完結していますが、小説の方は続いていて、9作目は「ハリー・ポッターと呪いの子」というタイトルだそうです。 こちらは舞台劇として各国で上演されており、日本でも赤坂ACTシアターで今年7月から来年5月迄公演が続くそうです。 因みにハリーは向井 理さん・石丸 幹二さん・藤原 竜也さんのローテイションだそうです。
今作はハリポタより70年程前の1926年からの物語で、全5話のスピンオフドラマと言う事です。 主演はチョッと佐藤隆太さんに似た感じのエディ・レッドメインさん。 ホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書「幻の動物とその生息地」の編纂者という高名な魔法動物学者ですが、どうも視線が挙動不審者のようで今一つ愛着が湧いて来ませんでした。
物語の方はハリポタの初期作品の様にお子ちゃま向け作品。 悪い意味でVFX多彩な仕上がりに成ってます。 ハリポタ同様なんでも煙で誤魔化すみたいな感じを受けてしまって、映像技術と言うかアイデアに進歩がないなぁと思いました。 ニュートの持ってるスーツケースもハリポタのハーマイオニーが持ってるバッグの焼き直しですよね。
でも、今回メインキャストが4人に成って、残る三人がイイ味出してます。 ゴールドスタイン 姉妹は面白い組み合わせだと思いますし、ジェイコブもハリポタのロンより断然面白い。 この三人を上手くパワーアップさせたらドンドン面白くなりそうです。
コリン・ファレルさんは主要キャストに成るものだと疑わなかったので、ジョニー・デップさんにバトンタッチしたのは想定外でした。 続編でどんな関わり方をしてくるのかが気に成る所です。
ただ、ハリポタの最終回もそうですが、変な間というか変な所で???と成るので、その辺は改善して欲しいと感じました。 でもジェイコブとのお別れシーンは良かったと思いましたし、パン屋のエピローグも面白かったです。