2022年5月4日に鑑賞。DVDにて。1時間34分11秒。ビスタサイズ・カラー。ユニヴァーサル映画。
TVで観て以来、48年ぶりに鑑賞する。
アリゾナに彼女ミリー(Melodie Johnson)がいるのに、NYの婦警ジュリー(スーザン・クラーク)に猛アタックし、ヒッピー娘リニー・レーヴン(Tisha Sterling)と寝るという、正しく女好きなクリント・イーストウッドそのままじゃないか(笑)
妻2人?を含む6人の女性に8人の子供を産ませている。それ以外にも、中絶を強制されたと訴えた愛人だった女優ソンドラ・ロック以外にも何人の女がいたのでしょう。新進女優のソンドラ・ロックの女優としての将来を奪ったイーストウッドは許されません(プリ、プリ)
日本でのイーストウッド礼賛には違和感がある。「許されざる者」はアカデミー賞をとるような作品ではない。凡作です。もう、イーストウッドの映画は見ていません(笑)
リンガーマンの母親の女優Betty Field が、貫禄でイーストウッドを喰っていた。母親のアパートの階段で、酔っ払いのふりをしていた黒人刑事ヴォーレスが張り込みを台無しにされたとイーストウッドに食ってかかる。このシーン面白い。
ヒッピーとサイケデリックの時代である。インドのシタールのレコードがかかる。
イーストウッドは実際にバイクに乗っている。ブルースクリーンではない。
「ダッチ(割り勘にして)Dutch.」、「また今度(so long)」、PANAMビルの屋上からヘリコプター「New York AIRWAYS」
[疑問点]
・イーストウッドとスーザン・クラークの場面が長いので、緊張感がブツ切りになる。自分の拳銃を奪われた警官が、ラブシーンをやってる場合じゃないだろ。
・スーザン・クラークが「リニーはあなたのせいで刑務所に逆戻りした」と言うが、次のシーンでイーストウッドがリニーの部屋に行く。リニーがいる。はあ?
・ジェームズ・リンガーマンが公園?の中の立派な建物の中に隠れている。何で?バイクの追跡シーンを見せるためだが。食料を調達できないそんな場所にいるものか。
・イーストウッドに発砲したジミー・リンガーマンは弾がなくなって拳銃を捨てる。おいおい、当然、弾を買い増しているだろう。ナイフも持ってるだろう。こいつ、間抜けだ。
画面では、製作・監督:Donald Siegel、脚本:Herman Miller、Dean Riesner、Howard Rodman、原案:Herman Miller、撮影:Bud Thackery、音楽:Lalo Schifrin、挿入歌『The Pigeon-Toed Orange Peel』『Everybody』歌:The Pigeon-Toed Orange Peels、作詞:Wally Holmes、作曲:Lalo Schifrin である。