女になる

おんなになる|----|----

女になる

レビューの数

4

平均評点

65.0(5人)

観たひと

6

観たいひと

0

(C)風楽創作事務所

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドキュメンタリー / 社会派 / ヒューマン
製作国 日本
製作年 2017
公開年月日 2017/10/28
上映時間 74分
製作会社 風楽創作事務所(企画:風楽創作事務所)
配給 風楽創作事務所=オリオフィルムズ
レイティング
カラー カラー
アスペクト比 16:9
上映フォーマット HD
メディアタイプ ビデオ 他
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督田中幸夫 
製作田中幸夫 
撮影田中幸夫 
音効吉田一郎 
石川泰三 
編集田中幸夫 
ヘアメイク川瀬雅美 
助監督北川希 
題字・デザイン東學 
撮影協力酒井謙次 
技術統括北川希 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

予告編 ▲ 閉じる▼ もっと見る

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

性同一性障害を抱える21歳の大学生が、性別適合手術へと至る様子を軽やかに映し出すドキュメンタリー。男性の体を持ちながら心は女性の未悠。忌避や蔑み、偏見、差別の渦巻くなか、あっけらかんと生きていく未悠と、その生き方に共感する人たちをカメラが追う。監督・製作・撮影・編集は「ITECHO 凍蝶圖鑑」「神様たちの街」の田中幸夫。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

子どもの頃から心と体の違和に苦しみ、女性になることを夢見ていた未悠。高校生のときに家族へカミングアウト、大学に入って女装も始めた。そして大学3回生の春休み、念願の性別適合手術を受けることになった。忌避や蔑み、偏見、差別の渦巻くなか、未悠はあっけらかんと生きていく。家族との真摯な話し合い、友人たちとの本音爆笑女子トーク、教員たちの学内意識改革、臨床心理士の思い、医師の覚悟、LGBT関係者のパートナーズ婚のすすめ……。そこから浮かび上がるのは摩訶不思議で愛おしい人間の姿だった……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2017年11月下旬号

REVIEW 日本映画&外国映画:「女になる」

2017年11月上旬特別号

UPCOMING 新作紹介:「女になる」

2017/12/03

2017/12/03

65点

映画館/大阪府/シアターセブン 


女になる、まで。

大学在学中に手術で、文字通り、女になることを追ったドキュメンタリー。

最初の方は、主人公とその友人によるガールズトークで、いささか深夜のトーク番組みたいと思ったりしたのだが、学校やバイト先での主人公を知る人たちの話でその人となりが分かり、また形成外科の外科医が語るLGBTsの話などは普段あまり聞くことのない話で興味深かった。

2017/09/07

2017/11/29

65点

その他/試写会 


撮影対象をまるごと肯定

友人が宣伝を担当している関係で試写で見せていただいた「女になる」は、神戸でファッションデザインを勉強する21歳のトランスジェンダーの子が、性適合手術、つまりぺニスやボールを切り取ってヴァギナを作る手術を受けるまでを描いたドキュメンタリーですが、明るく前向きに生きるヒロインを誰もが応援したくなること請け合いです。
「女になる」の田中幸夫監督の映画は、「徘徊 ママリン87歳の夏」を観たことがありますが、撮影対象をまるごと肯定してキャメラに収め、何ら論評を加えることなくわたくしたちにポンとまるごと提示する方法が潔いと思え、取材対象者たちも素の己をさらけ出します。田中監督の映画をもっと観たくなりました。

2017/11/03

2017/11/04

60点

映画館/東京都/K’S CINEMA 


LGBTの現状

‪#0842 K’s Cinema「女になる」。男性に生まれながら心は女性という性同一性障害に悩む神戸の大学生が、名古屋の形成外科クリニックで性転換手術を受けるまでの過程を通して、まだ社会に受け入れられているとは言い難いLGBTの現状を映し出した田中幸夫監督によるドキュメンタリー。‬

2017/10/29

2017/11/03

70点

映画館/東京都/K’S CINEMA 


男の顔はイケメンだった

性同一性障害の男性を追ったドキュメンタリー。
いつもながらドキュメンタリーは勢いだけで見るところがあり、観賞直前になって何のために見るのかと思ってしまいました。

だけど、見て良かったと思います。
恋バナやその先の話もありますが、いたってマジメな作品で、性同一性障害というものを多少は理解出来たと思います。

中でも私が理解出来たのは、病院の先生の「LGBTのGは手術しない」という言葉。
同性愛をテーマにした映画をいくつか見てきましたが、いろんなものが私の中では一色単だったと思います。
それが整理出来ただけでも良かったです。

本作で登場する未悠さん。
友達や学校、バイト先でも理解がありましたが、それは未悠さんの人柄だと思いました。